「当たり前」というのは「当たる前のこと」。
だから、「当たり前」をやったら当たるんです。
誰が言ったか忘れましたが、ふっと思い出しました。
それはさておき。
昨日、生徒さんの一人にギターの教え方を聞かれました。
いつも僕のレッスンには台本がないし、聞いたら答えが出てくるまで2~3秒以内に返しているからどうやっているのか気になったみたいです。
この方はそのうち自分の特技がギターだから、人に教えたいとおもっているというのもあって聞いてくれました。
こう答えました。
「当たり前のことだけで良いですよ」
「当たり前」と思えることは当たるために必要なことだから、それだけやってたら良いというのが答えです。
実際、僕はギター教えるときに人に言うことは自分の中では当たり前のことばかりです。
- トーンとリズム
- 身体の使い方
- ソロはアドリブ
これらはオンラインでも発信していることですがよくよく考えると当たり前でしょう?
音楽は何らかの音が何らかのタイミングと長さで鳴っているものです。
それを説明するために「トーンとリズム」と言ってます。
ギターは左右の手を使って弾くのです。
それを説明するために「身体のつかいかた」を教えているだけ。
プロのギタリストの多くはライブになるとソロをアドリブで弾くことが多い。
つまり、アドリブはそれくらい身近な技術。
だから、ソロを律儀にコピーするくらいならアドリブ覚えたら早い段階で音楽を楽しめるようになる、と言っているだけ。
全部、当たり前のことでしょう?
で、必要なのはこれだけだったりします。
実際、僕はこれしか教えてないですが、生徒さんはみんな時間の長短に個人差はありますがうまくなるし、自由に弾けるようになってくれます。
あなたは当たり前をやっているでしょうか。