「つい、自分なんかに弾けるように
なるわけがない、
センスがないんだからと思ってしまうんです」

先日レッスンで聞いたセリフです。

こんな風に思ってしまう人は
意外に多い印象です。

歴だけは長いけど全然弾けるようになってない。

そう思ってしまうことが自分の心を弱らせる。

僕から見るとこういうふうに思っている人ほど
弾けていたりします。

でも、本人はそれを認めてないから
ずっと自信がない状態が続く。

先日のレッスンの生徒さんもそういう方。

そういう感じで15、16歳くらいから
ギター弾き始めて今や50代。

歴だけ長くなっている感覚というのは
辛いものなのだと思います。

でも、個人的にはこういう人ほど
大化けします。

何をしたら化けるかも決まっている。

今までその人が採用しなかったやり方で
弾けるようになったら良いのです。

そういう人に限って
余計なことをやっているもの。

それを辞めさせて、本当に必要なことを
愚直に継続出来たら大化けします。

そして、先の生徒さんのように
長年、実らなかった人と言うのは
冬の時代が長かっただけ。

冬というのはクマでも冬眠します。

寝ている間に鋭気を養うのです。

この方の場合は、
散々失敗体験を繰り返しているそう。

その中で、何をやったらうまくいきそうか?
という目利きが出来るようになっているのが
強みです。

だから、お帰りになるときに

「もぅ、YouTubeは見ません。
課題曲しか聞かないようにして
いわれたように練習します」

といわれてました。

僕が何も促さなくてもそう言える。

こういう人は経験上化ける可能性が高い。

苦労というのはそうやって人を目覚めさせる。

下手にうまくいく人はある意味、
気の毒なのかもしれません。

追記

この生徒さん、早速、chartさんの
All around meのイントロを半分くらい
弾けるようになってくれました。

やることやったら30分くらいでも
これくらいは出来るようになるということです。

追記 その2

こういう努力が報われない人は
古来、「才がない」といわれました。

でも、こういう「才がない」人で
それでも弾けるようになりたいと思える人は
志がある。

そういう人は「才がない」代わりに
「徳を養っています」。

本人は無自覚ですが、そういうことが多い。

だから、この生徒さんのような方を見ると
僕はいつも

志は氣の帥なり

というのを思い出します。

⏩️出典はこれをクリック

まさにその通りで、そういう人は
必ずや自分を変えていくことが出来るのです。