神はサイコロを振らないと私は確信している
これは僕が大好きな言葉の一つ。
アインシュタインの言葉です。
これは言い換えると
偶然というのは実はその仕組みを僕たち人間が知らないだけで本当は全てのことは起こるべくして起こるのだ。
ということです。
これはギターにも言えるのです。
僕たちはギターにおいて、ちょっと何かがうまくいかなくなるとすぐにセンスのせいにしがちです。
何が原因なのかわからない。
何をして良いのかわからない。
そうなったときによくわからない「センス」とか「才能」のせいにするのです。
でも、それは僕たちが気づいてない「何か」があるだけです。
もちろん、神業というしかないような演奏はあるかもしれません。
特定の人にしかできない演奏のようなものはあるかもしれません。
でも、それはそう見えているだけ。
結局は左右の手の動きのコンビネーションでしかありません。
物理運動の域を出ないことが多いはずです。
それをセンスだ、才能だと言って自分には手の負えないものと解釈して、何か状況は良くなるのでしょうか?
センスだの才能だのというのは関係あると仮定しても状況を改善できなければそれに価値はないと思います。
神はサイコロを振りません。
つまり、偶然というのは知らないだけのことです。
誰も知らないことを見つけるのは骨が折れることですが改善の可能性は生まれます。
あなたは気づいてない可能性に気づいているでしょうか?