天才という言葉がある。
天才ギタリストなんて言い方をしますよね。
世間一般に天才というと
とんでもなく上手い人(優秀な人)のことを
指すでしょう。
あなたはどうでしょうか。
でも、個人的にこの
「天才=とんでもなく優秀な人」という定義は
正確ではない、と思っています。
天才というのは読んで字の如く
「天から与えられた才」のことです。
才というのは「少し抜きん出てる」
という意味。
この「少し抜きん出てる」というのは
他人と比較した結果です。
結果というのは天が人を通して出すものです。
じゃあ、天はどうやって人を通して
結果を出すのか?
と考えると…
「ギターを弾けるようになりたい」と、
なぜか思ってしまうその気持ちそのもの
ということになるかと思います。
実際、あなたが憧れる天才ギタリストも
趣味で弾いている人も、挫折した人でさえ、
最初にあったものは
「ギター弾けるようになりたい」
という思いでしょう。
そして、それはどこからでてきてるのか
さっぱりわからない。
誰かの演奏を見て刺激を受けたという人が
いますが…
同じものを見て
ある人は「かっこいい」と思い、
ギターをわざわざ大枚はたいて買ってきて
自分でも弾いてみようとする。
ある人は「ふーん」と思ってスルーするのです。
このように、同じものを見聞きしても
人により感じることや考えることは
変わるのです。
そして、いかなる天才ギタリストといえど
最初のスタートは
「弾けるようになりたい」
というどこから湧いてくるのかわからない
「思い」からスタートしているのです。
このどこから湧いてくるのか
わからない思いこそが天才の元であり、
その才を養って能力とした人(才能)は
天才として表現されるだけ。
ここであなた自身の話に戻りましょう。
あなたはギターに惹かれ、
「弾きたい」と思ったはず。
だからこそこの文章に出会えているはずです。
それは誰にでも起きることじゃない、
特別な衝動です。
それこそが、あなたに与えられた
「天才」なのです。
すでに才はある。
それを能とするのです。
才能に育てるのです。
だから、もし練習で壁にぶつかっても、
「自分には才能がない」などと考えるのは
考え違いだと言うことになります。
あなたに与えられた才を
これから能にしてきましょう。
そうしたら自然と
ギターは弾けるようになっているものだ
と思いますよ。
追記
僕の役目は、この天才を持っているあなたに、
能を創っていただき、
自らの可能性に気づいていただくことです。
「才」はもうあなたの中にある。
あなたが同意すれば僕たちはこれから、
それを形にするための「技術」を
ともに学ぶ同志となるのです。
問題は才能じゃなく、技術。
そして技術である以上、
正しい方法でやれば誰でも必ず
身につくものなのです。
その最初のファーストステップが
エレキギター練習の教科書です。
こちらで無料で読めるようにしてあるので
よかったら御覧ください。
↓
追記 その2
この「天が付与した才」というのは
西洋的に言うとダイモニアというものかも
知れませんね。
ダイモニアについて知ると理解が深くなるかも。
ダイモニアに関してはこれを
参照しください。
↓