先日、フレーズ宅配便ユーザーさんにこんなコメントを頂きました。
宅配便やってない方でも参考になると思っているのでシェアしますね。
↓
> お世話になっております。
>
> ピッキング解説を聞いていて
> 急に不安になりました。
>
> ピッキングにフィンガリングを
> 合わせるのが基本だと!!!
>
> 自分はやっているのかと・・・
>
> なんかフィンガリングにピッキングを
> 合わせているような気がしてきました。
>
> なんか意識がフィンガリングがあって
> ピッキングしているような・・・
>
> いわゆる変な癖ってヤツでしょうか?
>
> これって確かめる方法ありますでしょうか?
>
> これってかなり重要なことですよね。
ギターはピッキングにフィンガリングを合わせるほうが僕は良いと思っています。
そういう指導をして困った試しがないし、生徒さんにも問題が起こりません。
違った表現としてはフィンガリングを甘やかすなともいったりします。
ギターはピッキングでリズムを出すことが基本です。
そして、音楽においてトーンとリズムはコインの裏表みたいなものです。
トーンが発生するところにはリズムがついてきます。
リズムが発生するところには何らかの音色、トーンが存在します。
で、リズムは違う表現をすると「止まらず流れ行く時間をどの様に刻むか?」ということなのです。
だからリズムを中心に据えないと演奏というの成立しないことになります。
止まらず流れていくからそこに合わせないとリズムは絶対に損なわれるわけです。
で、そんなリズムを担当するのはピッキングですから当然優先順位が高いのはピッキングです。
これがフィンガリングに合わせてしまうとリズムが犠牲になる原因の1つです。
ギターは弦を抑えてから弾くというイメージを持っている人はフィンガリングを優先させてしまうわけですが、、、、
ギターを使って表現するのは音楽だから当然ピッキング優先のほうが理にかなっているわけですね。
で、このコメントくれた方は多分、フィンガリングを優先しているのだと思います。
だからこそ、ピッキングを優先させるという話にアンテナが立ったんだと思うのです。
なのでピッキングを優先させたら良いだけだということです。
ということで、フィンガリングを待ってピッキングするのではなくピッキングに対してフィンガリングを合わせに行く。
この感覚を持ってみるのを参考にしてみてください。
追記
> これって確かめる方法ありますでしょうか?
これは簡単。
「心配=できてない」
と捉えたらOKです。
これは自分の感覚が正しいことがほとんどです。