「才能を見せつけられた気持ちです、、、」
レッスンをした生徒さんが沈んだ様子で口にしたセリフです。
「どうしたんですか?」
と聞くと彼女は話を聞かせてくれました。
どうやらお友だちにギターがうまい人がいる。
そのお友達と会う機会があったそうです。
彼女は先日僕のレッスンで覚えた曲の話をしたそうです。
するとそのお友だち。
弾き語りながら合間合間に聞いたことが無いようなフレーズを挟んでいたと言うのです。
それを見て、うちの生徒さん。
「自分も弾ける」とは言えなかった。
スゴイのを見せつけられて悔しいような、悲しいような。
でも、ここはさすがうちの生徒さん。
素直です。
そのお友達に聞いたそうです。
「どうやってるの?」って。
するとその友達。
「センスセンス」と言ったというのです。
要は答えをはぐらかしたわけです。
そんなことはつゆ知らずのうちの生徒さん。
自分にはそんな芸当は出来ないから
冒頭のセリフになった、ということでした。
正直、ムカつきました。
なので、「多分、こうやったんじゃないですかね?」と言って同じ曲を弾き語りながら同じ様に演奏を披露しました。
するとこの彼女。
「え!?なんで分かるんですか!?まさにそんな感じだったんです!」
と驚いてくれました。
なので、教えました。
どうやっているのかを。
そしたら、俄然やる気になったらしく今、その技が出来るようになるのに彼女は一生懸命です。
レッスンでもコツを掴んだから彼女が同じようにやるのは時間の問題でしょう。
さて。
こんなようなことがあなたの身の周りにもあるかもしれません。
でも、すべての事には原因があります。
実際、うちの生徒の彼女はやり方を知らなかったことが原因でやる気を失いかけました。
もし、これを読んでいるあなたがなにかうまくいかないことがあって、なんとかしたいと思うなら、、、、
それは単にあなたが知らないやり方があるだけかもしれません。