ギターが弾けるようになりたい。
そう思っている人は多いし
今はいくらでもYouTube等見て
弾けるようになれるでしょう。
でも、同時にギターの挫折率は
うなぎ登りに登り倒して2019年には
初心者の90%が挫折するなんてデータも
公表されてしまいました。
この事実にギターが弾ける人
弾けない人の差があるとしたら
あなたはどう思うでしょうか。
世の中は面白いもので、
みんなつまらない練習にあり得ないほど
長い時間を費やすことに
心折れて辞めてしまうのもおれば
そのつまらない練習に耐えて、
その努力の末に弾けるようになる人もいます。
そうかと思ったら、そういう人の苦労なんて
どこ吹く風と言わんがばかりに涼しい顔して
あっという間に弾けるようになってしまう人も
いるのです。
そして、こういう涼しい顔して
弾けてしまう人の事を「センスがある」
などといって片付けるのが
普通の人の考え方でしょう。
でも、涼しい顔して弾けてしまう人は
実はセンスでもなんでもない。
あるアイデアを知ってか知らずか
実行しているだけだったりするのです。
そんなアイデアをあなたに紹介しましょう。
それは…
余計なことを辞める
というアイデアです。
特に大人のギタリストにいいたいのですが
大人はタダでさえ時間がない。
なのにも関わらず、やっていてつまらなく
年単位の時間がかかる上に
効果が見えにくい練習を
わざわざ貴重な時間を使ってやっている人が
多い。
それは「基礎が重要だ」という人の信念に
つけ込んで創られた
「これさえ弾けば基礎が養われますよ、
ただし効果を実感するには
数年は弾いてくださいね」という
なんとも狡猾で非合理な練習を
受け入れてしまっていることに原因があります。
何十年も人はこのトラップを破ることが出来てません。
そもそも、その「続ければ基礎が養われる」
と謳う練習も続けることが難しいくらい
つまらない練習なら如何に効果があろうが
非現実的な練習ではありませんか。
そういうのが「余計な事」なのです。
そういう余計なことを辞める。
そして、今までにいた偉大なギタリストたち倣えば良いのです。
偉大な先人ギタリストたちが
機械的なフレーズを基礎練だとかなんとか言って
やり続けていた、などと思いますか?
クラプトンやペイジ、もっと遡って
BBキングが機械的なフレーズ弾いていたら
興ざめでしょう。
つまり、偉大なギタリストはそんな
猪口才な練習などしてないのです。
単に自分たちが趣を感じた
素晴らしいと思ったフレーズを
弾くことで骨の随まで味わっていたのです。
それが彼らの演奏を創ったわけです。
つまり趣味的な要素が大いにある、
ということです。
機械的なフレーズを
ただただ「基礎が養える」という利のために
やるのはどうも無粋だと思えて仕方ない。
趣を味わうためにやっているのに
趣もクソもないから
楽しくなくなって挫折するのです。
あなたは自らの趣を
味わっていますか?
好きな曲を弾いていて良いのですよ。
なぜなら、あなたの琴線に触れる
その曲の中には
リズム、メロディ、身体操作といった
上達に必要な全ての栄養が、
最初から完璧なバランスで
含まれているからです。
あなたが好きな曲を弾くということは
人知を超越した大自然が創った
マルチビタミンサプリを飲むようなもの。
インスタントラーメンを食ってる場合では
ないのです。
追記
ただ、「好きな曲を弾け」と言われても
具体的にどうしていいかわからないなら…
この電子書籍は役に立てると思います。