うちの生徒さんに
日本一の高校生バンドを
育成した方がいます。

詳細

僕にとってもこの方の存在は誇りです。

そんなすごい生徒さんがメールでこんな実話を
教えてくれました。

連盟の大会で予選を通過したバンドが、
本選に向けブラッシュアップしようと、
テンポを落として練習した時です。

全く合わないのです。

ドラムに至っては、途中で表裏が
ひっくり返ってしまう始末。

なぜ、予選でそれなりの演奏したのか、
なかなか不思議な光景でした。

明らかに譜割りを考えずにフレーズを
塊で覚えていたのが原因でしたが、
たまたまみんなが同じように覚えていたから
合っているように聴こえていたのでした。

リズムの重要性がわかる奥深い話です。

この方はあるアドバイスをすることで
見事問題を解決されましたが
そんな名コーチのメールには
こう書かれていました。

つまり譜割りを確認する。
ハンドクラップをしながら、
そのフレーズを歌ってみる。
それから楽器に落とし込む。
ゆっくりのテンポから練習する。

これで解消していきますが、
これを面倒くさがるバンドは、
いいアンサンブルにはなっていきません。

これ、教科書で書いてるやり方であります。

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何事でもそうですが、
教えてもらったことを活かすも殺すも
受け手次第です。

リズムが重要だと聞かされても
ある人は全く活かせない。

でも、ある人はその教えを活かして
自分がギター弾けるようになったりします。

この方などは日本一の高校生バンドを育成する、
なんて大業を果たしたりするものです。

リズムがギター上達の鍵を握っていることなど
ずっといい続けてきたことだけに
もぅ、僕の発信では耳タコでしょう。

でも、果たしてそれをどれだけ活用して
楽しんでるでしょうか?

同じ授業を受けてるのに
ある人は成績が善く、ある人は悪い。

これはいろんな原因があるけど
受け手の態度によるところがあるのは
無視できない事実です。

そういう部分に目を向けるほうが
状況は簡単に改善していくものです。

まずは、手持ちのやり方、
すでに知っている知識。

そういうものを徹底的に実践してみることから
スタートです。

少なくともあなたは先の生徒さんのやり方を
知っているのですから…

ハンドクラップをしながら、
そのフレーズを歌ってみる。
それから楽器に落とし込む。
ゆっくりのテンポから練習する。

ここから徹底的に実践していきましょう。

何も30分とかぶっ通しでこれをやり続けろ、
という話ではありません。

数十秒~数分で一度実践するくらいなら
できるでしょう。

まずはこれを積み重ねていきましょう。