〇〇が9割。
こんなタイトルの本がやけに増えました。
でも、こういうことってありますよね。
ギターにもあります。
ギターならどうなると思いますか?
ギターはリズムが9割です。
リズムギター、リードギターという
役割的な意味でも音楽的に重要なのは
リズムギターです。
なぜなら、曲の9割はリズムギターフレーズだから。
これはあのEVHもそう言っているほどの
ギター演奏の真実です。
そして、演奏技術を考える上でも
ギターにおいてはリズムが9割というイメージです。
ノイズが出てる
フィンガリングとピッキングのタイミングが
合わないから音がしょぼい
アンプから出てくる音がダサい。
こういうトーンにまつわる障害は誰もが気づきます。
そして、気づいてるからなんとかしようとします。
でも、リズムはどうでしょうか。
多くの人は何が起こっているのかにも気づいていません。
例えば、、、、
8ビートが16ビートよりある意味難しい。
と言ったらあなたはどう思うでしょうか。
8ビートは基本という言葉を
そのまま受け取っている人なんかが
この真実を聞くと耳を疑われるわけです。
聞いた感じも16の方が難しく聞こえるでしょうから当然です。
リズムは今まで受けてきた学校教育のように
ステップアップで進歩するものではないと経験上思います。
8から16へ進んだかと思ったら
8へ戻る必要が出てきたりします。
シャッフル、3連から
ハーフタイムシャッフルや半拍3連に
進んだかとおもったら
シャッフルや3連のほころびが確認されたりします。
こうやって、行きつ戻りつしているうちに
自分の中に盤石なリズムの感覚ができていくのです。
そして、一度、リズムの感覚が出来上がってしまうと
すべての演奏がレベルアップします。
リズムギターはもちろんですが、
リードギターまで心地よく聞けるものになったりします。
それくらいリズムは威力があります。
しかし、ここにきちんと向き合うギタリストは
少ないと思います。
つまり、リズムはテキトーに扱わざるを得ないのでしょう。
誰も真面目にリズムのことを
言わないのだから当然です。
そういうこともあってリズムの重要性を
発信するようにしています。
もし、あなたがギター演奏を良くしたいなら
リズムに向き合うことです。
いつも言ってるように
トーンとリズム。
身体のつかいかた。
この2側面でアプローチしたら
ギター演奏におけるトラブルは
たいてい解決します。
リズム。
ご自身でもよーく考えてみてください。