ピローン。

 

 

おや、誰かからラインが来た模様。

 

 

見てみたら、1つの動画が

貼り付けられていました。

 

 

早速見たのですが、心が震えました…

 

 

 

さて。

 

うちの生徒さんがちょっと前から

ある曲を練習しています。

 

 

美容師の方なのですが、

ご自身のお店のオーナーさんが還暦を

迎えるようでそのお祝いとして

同僚と一緒に曲を披露したいということでした。

 

 

早速、曲を聞いて、アレンジして、

練習してくれました。

 

 

その模様が収録されていたのです。

 

 

で、震えたわけです。

 

 

 

こういうと

「その方はめっちゃうまいんですね」

とか言われます。

 

 

もちろん、答えはYESです。

 

 

でも、それは技術的にどうということだけでは

ありません。

 

 

なぜなら、この方は、

技術的に弾けないものがでてこようが

関係ないからです。

 

 

 

自得出来る土壌がある。

 

 

誰しも人は自然と善くすることが出来るのですが、

それを自分の小さな我や私心で

曇らせているのです。

 

 

だから、土壌も退廃してくる。

 

 

 

でも、自らを養うことが出来る、、、、

 

つまり、自得できる土壌がある、

この方のような方は最強なのです。

 

 

 

本当に「うまい」と言うのは

僕はこういう人だと思う。

 

 

ちょっと教えて小手先に

技術を身につけたように見える人がいます。

 

 

でも、そういうのは後でどえらい壁に

ぶつかったときにへこたれるケースが多い。

 

 

 

でも、この方はそうではない。

 

 

壁もクソも関係ない。

 

 

そういう壁を楽しめる人。

 

 

これは自得できる土壌があるからです。

 

 

 

では、この方は

どうやって壁を乗り越えておられるのか?

 

 

他の「うまい人」と同じなので、

1つシェアしましょう。

 

 

 

それは、、、、

 

 

自分でお披露目の場所を作っている

 

 

ということです。

 

 

 

これが出来る人は絶対にうまくなるんですよね。

 

 

そして、自得、、、

 

自ら悟りやすい。

 

 

 

お披露目を作ったらうまくなる理由は単純で。

 

 

期限が決まるので、そこまでに

なんとか形にしないといけなくなるからです。

 

 

更にいうと、実際の音楽体験を

することになるので求めなくても

向こうから気づきがやってきやすいのです。

 

 

 

だからこそ、お披露目は

最高のアイデアなのですが、、、、

 

 

これを一人で行動に起こすことは

なかなかできません。

 

 

でも、たまにこの方のように

お披露目できる場所を

自分で作ってくる人もいるんです。

 

 

 

この方なら美容室の他のスタッフに

言われるそうです。

 

 

「そういうイベントにかこつけて

弾きたいだけだろ」

 

と。

 

 

でも、そういう風にいじられてもこの方。

 

 

「そうそう、私が弾きたいだけー」

 

といってのける。

 

 

そうやって愚を演出しながらも

ちゃっかり大義名分も果たしてしまうのです。

 

 

今回ならオーナーの還暦祝いという大義を

果たしてしまう。

 

 

お祝いの席に一つ花を添えることが

出来るわけです。

 

 

そして、そういう大義があるからこそ

先の動画にはこう付け加えられていました。

 

 

> もっと皆が知ってる曲弾けたら、

> 皆が携帯で歌詞見ながら

> 口ずさんでくれるとかじゃなくて、

> もっと盛り上げれたかなーとか

>

> 色々課題も見えてきました 笑笑

 

 

自分でこうやって反省点も

見つけてくるわけです。

 

 

 

ある種の主体性ともいえるわけですが、

こういう自得していくことを受け入れている人は

絶対にうまくなるんです。

 

 

自得、、、、

 

自分で學び、自ら得る。

 

 

こういう視点でご自身の行いを

振り返ってみると練習の質が

変わるかもしれません。