バングルズというバンドをご存知でしょうか。

多分、耳にしたことがある曲が何曲かあるはずなので
ぜひ、検索して聞いてみてください。

そんなバングルズのギタリスト、
ヴィッキー・ピーターソンは
雑誌のインタビューでギター演奏に関して
課題を感じていたことを明かしていました。

演奏することに不安を覚えた瞬間があった
というのです。

場数を踏んだミュージシャンでも
こうなる。

彼女は述懐しています。

ライブでやろうとしていることに
少しこだわりすぎていた、と。

そして、こう残していました。

ついに、私は
『ただ手放して、考えるのをやめよう』と
心に決めました。

それは、私の活発な脳を
手の邪魔にならないようにした瞬間でした。

ステージ上では、黙って演奏することだけを
自分に言い聞かせなければなりません。

私は『ただ止まって、今ここにいよう。

考えや心を手放そう』と考えています。

すごくよく分かる、と思いながら
読んでいたのですが、
要は、良い演奏をしよう、恥をかかないようにしようと
思うあまり、演奏に没頭できない状態なのです。

その打開策として
結果を気にしないことにする、
というのを採った。

これは場数を踏んでいるからこそ気づくことであり
場数を踏んでるからこそ出来ることでもあると
思うのです。

しかし、こういうことを
ヒントとして残してくれているのだから
僕達はこれを活用して良いのです。

では、どう活用するか?

実は僕達も
同じような構図にハマっていることがある
ということにまずは気づくことです。

「うまくなりたい」とか
「弾けるようになりたい」ということに
こだわる方は多いのですが
そうやってこだわればこだわるほど
なかなか思うように事は運ばないものなのです。

だから、一旦、結果を手放すことが重要なのです。

同じ努力が報われないなら、
結果を手放すことは意外に良い手だったりする。

ところが、言うは易し、行うは難しです。

結果を手放しましょうと言われて
「はいよ、了解」とはなかなかいかないものです。

では、どうするか?

どうしたら結果は手放せるか?

これに関しても先のピーターソンは
ヒントをインタビューで漏らしていました。

それはこんなセリフ。

私は曲に貢献しようと努めています。

派手な演奏ではなく、
曲に命を吹き込むことが大事です。

要は曲を味わえ、ということです。

演奏ではなく、曲がどのように表現されるか?
という部分にフォーカスを変えよ、
と言っている。

この曲を味わうというのは
意外とギター弾いている人は忘れがちになる。

うまくなるためにギターを弾くのではなく
曲を味わう為、音を味わうために
ギターを弾く意識でたまには弾いてみてください。

もしかしたら、違った感触、
趣を感じられるかもしれません。