先日、レッスンをした時のこと。
相手は中2女子。
ギターは初めてなんだけど
とにかく人の目をじっと見て
話が聞けるという素晴らしい長所を
持っています。
まっすぐな目で話を聞いてくるから
こちらも自然と熱がこもります。
そして、人の話を最後まで聞ける方です。
その日も30分のレッスン時間で
イントロ部分のコード演奏が
4小節分完成しました。
とてもスピーディー。
とてもじゃないけど初めてとは思えないほど
すぐに課題がクリアできていく。
こういう話をすると
「子供は純粋だからそうなるのだ」
などとわかったようなことを
言う大人が居りますが、それは一面的です。
というのも、大人でも
同じような芸当が出来る人がいるからです。
これも先日オンラインレッスンをやったときのこと。
僕と同じ40代の男性の生徒さんですが、
この方はもっとすごい。
毎回のレッスンで進歩を示してくる。
レッスンはじめで弾いた音と
終わりで弾いた音が別人みたいになる。
そして、毎回言ってくれます。
「いつも言ってますけど
毎回、目からウロコです。
今まで逆をやっていたと痛感させられます」
と。
この2人の共通項は何でしょうか?
それは
素直に人の言う事を取り入れる
という点です。
この素直というのは非常に深いもので。
元々誰もが持ってる
真っ直ぐな性質のことを言うのです。
元々はみんな素直だけど
年齢とともに様々なことを経験していく中で
汚れてくるのです。
特に変な指導者の言うことを
素直に聞いたことで
残念な目にあってしまった場合などは
自衛のために疑り深くなる。
なかなか優れた指導者など
いないのが普通だからそれでいいのですが
こうやってなんでもかんでも自衛していくと
本物に出会ったときにも
浅薄に疑ってしまうという
最悪なことが起こります。
でも、どこかで素直に言うことを聞いて
うまくいく経験をしたら
その人は幸福だと思います。
やはり痛い目にあっても
素直さを維持すること、復活させることは
意外に楽しくギター弾けるようになることに
繋がってくると長いコーチ経験からも
思います。
あなたは傷ついても素直になれるでしょうか。
追記
素直さゆえに傷つくことを避けるには、
やはり検証することでしょう。
相手のアドバイスを取り入れて、やってみて、
ちゃんと効果が出るか、理にかなっているか、
自分の頭と身体で検証するのです。
盲信するのではなく、
「疑いながらでもいいから、試してみる」
という積極的な態度があれば、
素直さは威力を発揮します。
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