「『昆布のだしがきいてるね』と言われるようでは、まだまだ。
昆布の存在に気がついてないけど、汁を飲んだ人が純粋に『すごくうまい』と感じてくれる…
ここにかっこいい仕事がある」
これはある昆布職人が残したセリフだそうです。
僕はこれを聞いた時に「音楽も一緒やな」と思いました。
そう、音楽も一緒なのです。
聞き手は僕たちの苦労は知りません。
僕たちの大変さも知りません。
もちろん、音楽の知識も技術も持ち合わせてません。
でも、「かっこいいギターやね」と言ってくれたらいい演奏だった、ということです。
この話を聞いて、何を感じますか?
僕は「上手い下手」の定義がここにあると思っています。
あなたはどうでしょうか?
追記
ちなみに、「かっこいい=うまい」という定義を採用するなら…
楽器演奏は賢い攻略方法が見えてきます。