別にギターに限りませんが、
すべてのことは一つに帰ると思います。
ギターは趣味などといって軽んじていると
そのようにしかわからないけど
趣味であろうが真剣にやると
遊びでやっているものから大きなことを
悟るものです。
僕はたまたま運良く、続けてこれたけど
ギターからは多くのことを学びました。
例えば、、、、
人間の身体は心で動く
なんていうのも武術の世界では
常識らしいのですが、
初めて聞いたときにすごく感動した。
というのもギターのリズム演奏で
それを感じていたからです。
なので、途中から僕の中で、
ギターの練習とは平常心をキープすること
になっていたりします。
平常心をキープできないと
演奏が絶対に乱れるからです。
これは、もっと突っ込んだことを言うと
「人間を作らなければいけない」
ってことなのです。
ギターも人間が弾くのだから
人間出来てる人がやればうまくいくのは
当然です。
モノの捉え方も
採用する練習方法も
選択するすべてが変わるのだから
当然です。
途中から演奏家としてではなく
コーチに転身したことで
この考えが間違っていないことを
自分で納得できた感がある。
自分だけの体験ではなく
生徒さんの体験にも触れることが
できるからです。
なんでも良いから弾けたら良い。
そう考えるのも一つです。
手段を選ばず弾けるようになったらいい
というやり方。
精神的苦痛に耐えてでも
上達を望むのも一つでしょう。
でも、他にも道はあるわけで。
それが人間が行う活動として
ギターを捉えることなのです。
そう捉えると練習法ひとつとっても
もっともっと楽になる。
誰でも弾けるものにちゃんと見えてくる。
僕は偶然ではありますが
そういう風に捉えられるようになったし
その結果、他人を導いて
どうやら楽に上達を他人に
起こしてもらえるようになったようなので
それを発信しているに過ぎません。
ギターは人間が弾くものです。
ギターで弾くのは音楽です。
ならば人間とはなにか?
音楽とはなにか?
そういうことを探求しながら
ギターを弾けば自然とうまくなるのです。