僕達日本人はものすごい技術力を持っています。
それは海外の人も評価するほど。
ところが、ミステリアスな部分があるようです。
火薬を日本に伝えたパンペリーと言う人がいます。
彼は日本が持つミステリアスな側面を語っています。
実は当時、ヨーロッパではトンネル掘るのに火薬を使っていたのですが、、、、
パンペリーは「日本人は火薬の使い方を知りながら石の採掘に応用しない」と不思議がったというのです。
では、日本人は火薬を何に使ったか?
花火です。
みんなが楽しめる花火。
欧米の人は登山においても「山を征服する」というそうです。
でも、日本は違う。
「山に登らせてもらう」という感覚。
僕はこの話を聞いた時に日本人の特性が現れていると思いました。
ここに存在するのは「共生感」そして、それを引き出すのは「謙虚さ」だとおもうのです。
さて。
音楽においてこの「謙虚さ」を持っている人は音楽を楽しめるのは言うまでもありません。
共生感、つまり、みんなで楽しもうというわけですから。
では、ギターにおいて「共生感」を持つ演奏とはなにか?
そう、バッキング、リズムギターです。
これが出来る人は人と演奏する時も歓迎されます。
「謙虚さ」を感じるからかもしれません。
逆しか出来ない人は、、、、嫌われることが多いかも。
なぜ、嫌われるか?
「俺が、俺が」というからです。
傲慢な感じが出るからです。
ということで、まずはシンプルなリズムギターが弾けると言うのは音楽を楽しむ要素になるとおもうのです。
器用に指が動く、とか高速のフレーズが弾けるというのもいいことですが、それができてもシンプルなものが弾けなければ音楽の楽しさは体験できないかもしれません。
シンプルなリズムギターが弾ける。
これこそが音楽を楽しむ上では必須スキルなのです。