アドリブの基礎練習ということで
どんなことが出てくるのかと思いましたが、
ギターがなくてもやれるものばかり。

これは僕がやっているアドリブ基礎講座という
講座に寄せられた感想です。

ここにはヒントがあります。

上達のヒントです。

それを今日はシェアしましょう。

まず、先にシェアするべきは
このコメントをくれた受講生の方は
素晴らしい着眼点を持っている、
ということです。

ギターがなくてもやれる。

ここに着目しているのは素晴らしいのです。

というのも、ギターがなくてもやれる、
ということはいつでも実践可能、
ということだから。

いつでも実践可能ということは、
スキマ時間でも実践できる、ということです。

忙しい大人がギターを弾くのは大変です。

時間の確保が必要だと思うからです。

本当はギター上達するのに
まとまった時間は必要ないのですが、
過去の僕もそうでしたが時間が必要だと
信じていると時間を確保しようとするのです。

でも、現実的に時間の確保は難しい。

だから、どんどんギターと距離が生まれる。

結果、弾かなくなるのです。

ここで練習内容が
日常のスキマ時間を活用できるものだとしたら
どうなるか?

練習は継続する可能性が高まります。

結果、上達の可能性も高まるわけです。

そもそも、練習内容が如何に効果的でも
仰々しいものだと
実践が続かなくなるのは当然です。

だから、とにかくスキマ時間でも
出来るようなものにする。

スキマ時間でも効果が上がるものを
実践していくだけ、という状況にするのです。

そうなったらあとは心がけだけの話になります。

ちょっとしたスキマ時間を活用することを
忘れないようにしていればいいだけ。

もちろん、ギターを弾く練習は必要です。

でも、上達というのは練習を継続していることが
前提にあるのです。

ならば、こういう実践のやりやすさという
視点を持ち込むことは
上達を助けてくれるでしょう。

例えば、練習方法が3ステップあるとします。

これを毎日、3ステップを
きっちりこなそうとすると大変です。

でも、「1ステップの実践でも良し」とすると
これは継続実践出来るものになります。

更に言うなら、1ステップの途中で
切り上げてもOKとするともっと実践は継続します。

実践のやりやすさという視点を練習に持ち込む
とはこういうことを含むのです。

こんな感じなら出来ると思いませんか?

仰々しい練習を完全にこなす。

一見正しそうなのですが、
実はそういうのは現実的ではないことが多い。

基礎的なものを創るならなおさらです。

ヒントになっていたら嬉しいです。