いやいや思い知りました。


こんなに楽譜の量が少ないフレーズで
こんなに苦戦すると思っていませんでした。


でもまだまだ思い知らないと
いけないのですね、きっと。


ワクワクします。

 

 

これは先日、僕がやっている

フレーズ宅配便というサービスで

寄せられたコメントです。

 

 

皆で共通の課題を実践。

 

 

実践した感想や疑問等を書き込む。

 

 

そういう練習環境で寄せられたコメントです。

 

 

 

先のコメントからもわかるように

やった課題は非常にシンプルなフレーズです。

 

 

一つのフレーズはたった3小節

 

 

もう一つのフレーズはたった2小節。

 

 

この2つのフレーズで

一曲出来上がっている曲をやったのです。

 

 

 

でも、苦戦する。

 

 

ちなみに、この方、昨日今日宅配便を

スタートした方ではありません。

 

 

5年も前にスタートしているのです。

 

 

でも、たかだか数小節のフレーズが

弾けないと感じる。

 

 

 

こういう事を言うと未熟者ほど、

 

「それはその人が

うまくなってないだけだろ」

 

などと思うかもしれません。

 

 

 

しかし、真相はそうではありません。

 

 

この方は「弾ける」という状態の

定義、基準が高いレベルにあるのです。

 

 

宅配便にはクリア基準というのがあるので

それに満たないものは

「弾けてない」と判断するのです。

 

 

その基準は5年もやっていたら

常識になっているわけです。

 

 

そういう方の言う

「難しい」「弾けてない」です。

 

 

それを安直に

自分の感覚で捉えると物事を見誤ります。

 

 

 

さて、話がそれてしまいましたが…

 

こうやって何年経っても

苦戦するものに出会えるのは

非常に良いことです。

 

 

別のコメントでこの方。

 

リズムの難しさを思い知った

 

と書かれていました。

 

 

これってすごく財産でして。

 

 

リズムの難しさって

なかなか気付けないことが多いのです。

 

 

本当は難しいのに基準が低ければ

なんとなーく弾けたりするから軽く扱う。

 

 

でも、弾ける人から見たら弾けてない。

 

 

こんな井の中の蛙状態になることが

よく起こるのです。

 

 

 

このように、弾けてないと感じられる。

 

 

そして、どうやって

自分を高められるかもわかっている。

 

 

この状況は理想的なのです。

 

 

なぜなら成長しかないから。

 

 

 

あなたは自分の演奏の「弾けてない部分」を

感じ取れるでしょうか?

 

 

それを改善する方法を知っているでしょうか。

 

 

そして、それを実践しているでしょうか。