宅配便のユーザーさんから
こんなコメントいただきました。
↓
素晴らしいことが書かれています。
前から弾き語りって
1番リズムトレーニングには良いのでは?
と思っていて
これ。
ホントそうなんですよね。
弾き語りというのはギターだけ見ると
すごくベーシックです。
表面的に見ると
コードをリズムに乗せて刻んでいるだけという
演奏だから取り組みやすい。
でも、同時に奥深いものなのです。
シンプルゆえにミスると
聞き手が素人さんでもバレる。
テンポやリズムが揺れると
相手に違和感を感じさせる。
ミスらないように、と意識すると
身体の動きがこわばって
余計ミスる、ごまかせない。
…とものすごいリズムトレーニングに
なっているのです。
しかも、歌をいれるとなると更に
トレーニング効果が高くなります。
歌をいれるということは
異なるリズムを複数同時進行させている状態です。
脳にとっては複雑な処理をしていることになります。
それが脳内の新たな回路を創るから
やればやるほどどんどん弾けるようになる。
リズムのトレーニングになっておるわけです。
宅配便ユーザーさんの場合は
ここに「ある要素」が入ってきます。
ギター演奏、歌ともう一つリズムを
出力させられる。
だから、宅配便の方式で弾き語りしていると
それはそれは負荷の高いリズムトレーニングを
やったことになるのです。
とはいえ、きつい練習だと感じないはず。
逆に楽しいと思える人の方が多いのでは
と思います。
負荷のきついことをやっているにも関わらず
きつい感覚はない。
それはメソッドに対してこだわって
いれた仕掛けの1つです。
まぁ、なんせ、弾き語りをやっとくと
それがそのままリズムトレーニングになる
というのは間違いないと思っています。
何もちゃんと歌わなくてもハミング程度でも
トレーニング効果は得られるから
好きな人はやってみると良いと思います。
追記
先のコメントに、「ニュータイプ」と書かれて
最初、何のことかわかりませんでした。
調べてみたらガンダムだったんですね。
ガンダムみたいなあぁいう男の子が好きそうな
メカメカしたやつが苦手な子どもだったので
名前しか知らずに大きくなりました。
改めて見るとどえらい褒め言葉だったみたいで
嬉しかったです。
SNSでは一足先に褒められた喜びと
感謝を投稿したのですが、
お褒めいただくことはありがたいことです。
いつの頃からか「シャーマン」だの
「魔法使い」だの訳のわからない呼び方を
されていたのを思い出しました。
別にテレパシーでなにかの情報をキャッチするとか
念力で物体を動かすとか
天地自然と会話できるとか
そんなことは一切ないのですが…
僕がやっていることは
昔のギタリストがやっていた感覚を
探ることなのです。
主には演奏の音とその人が残した言葉と
時代背景を組み合わせているイメージです。
そこからそのギタリストの感覚を探る。
例えば、EVHなら自分の音楽を創るということに
すごくこだわっているのが
インタビューとかまとめて読むとわかるのです。
実際、あの時代にイラプションをリリースしてる。
エディからするとイラプションは
だだのウォーミングアップだった
という話が残っているみたいですが…
それならそれですごいことなのです。
だって、ウォーミングアップを
売り物にしているのだから。
それはウォーミングアップですら
自分の音楽だという認識があったから
なんじゃないかと思うんですよね。
そういう自分の創作に対する
こだわり、思いの強さ。
そういうのが演奏に反映されるわけです。
こんな感じで1人のギタリストから
学べることはめちゃくちゃ多いのです。
もちろん、如何にレジェンド達といえど
中には今の時代に役に立たない
教えもあります。
ギタリスト自身がもっといい方法に
気づいていないことなどいくらでもある。
だから、昔のレジェンド達が残した
音と言葉とヒントを楽しく上達出来る形に
翻訳して伝導するのが
僕の仕事だと思っています。
そして、そうすることで
ギターから苦しさや挫折を取り除きたいのです。
90%の初心者が挫折するなんていうのは
コーチの汚点ですし、業界の恥さらしだと
思うのですよ。
大体、なんで楽しむためにやり始めたことで
苦しまなくてはいけないのか?
そこに救済策がない事自体が、
指導者に問題があると思えてならないのです。
それをなんとかしたくてやっているので
一人でもたくさんの人に伝導していきたいですね。
そのためにやれること考えられることを
すべてやっていくつもりです。