昨日の話に引き続き
今日はハルギャルパーの教えを紹介しましょう。
まず、素晴らしいと思ったのは…
歴史に学べ、
とおっしゃっている点です。
歴史に学ぶとはどういうことか、
というと…
ハルさんはひたすら耳コピーしたそうです。
とにかく音源を聞いて
一つのフレーズを聞いて聞いて聞きまくり
歌えるようにするらしい。
何度も歌い、音源をかけずとも
歌えるようにする。
それが出来たら楽器でその歌を再現する。
そのプロセスをハルさんはこう言っている。
それは口承伝達のようなもの。
書き出して分析するわけではなく
“サウンド”を身に着けようとしていた。それは理論ではない。
完全に同意します。
今は動画の時代だから
簡単にどう弾いているのかわかる時代です。
一見効率的に見えるけど、
実際はサウンドを身体で覚えるということが
昔より難しくなったと思います。
「この音はこうやって出しているのかな?」
「いや、違うな…こうか?」
という創造的な試行錯誤がなくなることで
血肉化しにくい。
だから、演奏力がなかなか養われない。
Aというフレーズは弾けるけど
Bになったら急に弾けなくなる。
というようなことをよく感じます。
実際、これは僕が音楽学校に行ってたときから
重要視されていました。
あの時代はインターネットも
今みたいに普及してない時代だから
動画とかそんな簡単に見れなかったけど
音楽を聞くだけの授業というのがあったのです。
やはり本質は同じです。
耳コピーすることが重要ではなく
たくさんの音を聞きまくっていること。
それが耳コピーを可能にしているだけで
本質はたくさんの音を聞きまくることです。
聞いて聞いて聞きまくって
何もしてなくてもサウンドが頭の中で
リフレインするようになったら
初めて楽器で弾けるようになる。
もちろん、指がテンポに追いつくだけの
演奏ならそこまでしなくても出来ると思うけど
サウンドを処理する能力、
本当の演奏力を身につけるなら
聞きまくったほうが良いわけです。
だからこそ、”サウンド”という言葉で
それを表現されている。
音に対する感度というのが
この言葉に含まれていると思いますね。
なんせ、演奏というのは単に弾けるだけでは
つまりません。
いずれつまらないと感じるはずです。
血肉化すること。
そうすることで本当の演奏力…
音楽を楽しむことが出来る演奏力が身につくと思います。
ぜひ、聞きまくってください。
追記
ちなみにこのハルさんの方法を
具体的な練習方法にまとめているのが
エレキギター練習の教科書です。
↓
たまたま、ここで書いたことと同じことを
ハルさんがおっしゃっており、
びっくりしたのは秘密。