多くの人はギターの上達法を探します。
これはいい方法です。
でも、これ、逆の方法はもっと
素晴らしいとおもえてならないのです。
つまり、役にたたなかった上達法を
辞めるということです。
今って沢山の情報が無料で得られる時代だから、
みんな物知りです。
レッスンで生徒さんと話していると
迷いが深い人ほど物知りです。
でも、皮肉にもあまり知らない人ほど
うまく弾けてたりする。
それを象徴することを先日体験しました。
先日、うちの生徒さんの一人が
この人みたいに弾きたいと言って
TikTokに上がっていた動画を見せてくれました。
そこには高校生くらいの女の子が
弾き語りしているのが映っていました。
びっくりしたのは
バレーコードの押さえ方。
グッチャグチャなのです。
指一本でバレーが出来ないっぽいから
中指を人差し指の上に重ねて2本で
バレーしていました。
指の力がないのかして、
薬指を細い弦にあてがい小指を
その薬指の上から無理やり被せることで
指の力を補強するような弾き方。
ここまで変なフォームは見たことがない。
明らかにこの女子は
あまりモノを知らないわけです。
でも、出しているサウンドは
良いんですよ…
僕はこのTikTokerとは面識がないけど
もし、この女子が事前に色々知識が
あったとしたらこの音にならないだろうな
と思いました。
多分、そうやると先にリズムが死ぬだろうと
おもったのです。
優れた指導者がついたら
この女子は自分の強みを殺すこと無く
もっと良いギターを弾くだろうな、
と思いました。
知らない力。
これって意外と上達条件として
認識していいかも知れません。
追記
過ぎたるは及ばざるが如し
ということわざがありますが
知識情報はまさにこれが当てはまる。
ギターの知識をいくら知っていても
活かせなければ知らないのと同じです。
コツは一つ一つ得た知識を
実践し、モノにすることです。
ちなみに過ぎたるは及ばざるが如しは
これが出典です。
さすが聖人ですね。