「楽しい42kmでした」
これはシドニーオリンピック女子マラソンで高橋尚子さんが口にした言葉。
これ、当時はニュースで散々やってた記憶があります。
この高橋さんの師匠はこう指導してたそうです。
「お前の仕事は世界中の人に『マラソンは楽しい』と教えること。
だから、いつも笑顔でおれ」
結果、彼女はずっと笑顔でマラソンを走りきり、社会現象を巻き起こしました。
ギターで言ったらこの人がそうじゃないですかね。
EVH。
彼の笑顔で僕もギターを始めた一人です。
高橋さんはマラソンの楽しさを教えるために笑顔で走りました。
エディは実際は音楽の楽しさを伝えるためかどうかは知らないけど音楽を楽しんでたのは確かでしょう。
あなたの演奏も人に音楽の楽しさを与えるものになるかもしれません。
そのためには、笑顔で弾けるようになるのは一つの条件かもしれませんね。
じゃあ、笑顔で弾けるようにするには?
少なくとも頭で色々考えてたら無理だというのは一つ言えることだと思います。
何も考えず、無心で弾いても演奏は心地よいものになっている。
この境地を目指すと結果的に音楽は楽しくやれるようになるというのはプレーヤーとコーチの経験上確実だと僕は思います。
あなたは笑顔で演奏したいでしょうか?