ギター弾く時間がない。
こう言われることがあります。
御本人は弾けるようになりたくて
練習しようとしているけど
時間が無いから出来ない、というわけです。
でも、誰しも動きっぱなし、ということは
ないわけです。
古い表現では寸陰と言ったりしますが
要はスキマ時間。
そういう時間を有効活用するのが
秘訣だったりします。
これを教わったとき、僕は愚かにも
半信半疑でした。
当時は読書習慣がなかなか
身につかなくて困っていたのですが
こう思っていたのです。
「読書というからには
静かに座ってゆったりと集中する
必要があるではないか。」
と。
こんな風に思っているのですから
時間も必要、それに労力を注ぐ必要も
感じて当然です。
そんな時にスキマ時間活用のアイデアを聞いた。
半信半疑ではあったけど
少なくともそれを教えてくれた人は
それで上手くいっているのだから、
半信半疑であろうがやってみることにした。
今、どうなっているか?
読書しない日はなくなりました。
今から振り返ると
この習慣がなかったら、
今頃廃業していたのではないか、
と思うほどです。
世の中には勉強もせず
上手く世渡りするのもおりますが
基本は九分の流汗と一分の霊感という位
努力、勉強するものです。
でも、時間が無いのは今も昔も変わりません。
つまり、まとまった時間を作ろうとするのが
間違いだということなのです。
スキマ時間で良いのです。
これはギターも同じです。
ギターはスキマ時間で弾くのです。
そんなことを言うと
「そんなスキマ時間でうまくなるものか、
意味の無いことをやってもしかたなかろうに」
というようなことを言われるけど
そう言うならやってみたら良いではないか、
といつも思います。
事実は小説より奇なりです。
やりもせずに結論を出すなど、
愚かなことだと思いますが、いかがでしょうか。
チリがつもれば山となる。
更につもれば大山になるのであります。
これを経験した人はギター一つで
人生が変わると思います。