昨日、宅配便のユーザーさんが
こんなコメントをくれました。
※宅配便というのは奥田がやっている
ギターの進研ゼミみたいなサブスクサービスです。
↓
いろいろ迷いながら試行錯誤とまでは
いきませんがいろいろやってみた
〇〇(曲名)ですが、
昨日の録画動画みてみたら思っていたよりも
いい感じに弾けてるなあと感じました。
この方、すごいですよ。
毎日、宅配便の内容を実践し、
毎日、宅配便のサイトにコメントを
入れられています。
宅配便にはアドバンスという上位版が
ありますがそれもやられているので
毎日2つ課題をこなされています。
コメントも2つ書き込まれています。
これがどれだけすごいことか。
実践者でないとわからない境地が
絶対にあると思います。
やはり実践は知識を凌駕するのです。
練習法(つまり知識)を漁って
わかったつもりになったりしている人には
わからない境地。
やってみようとして
実践が追いつかない言い訳を自分にして
結局、行動が止めていたり、
自分の可能性を閉ざしてしまう人が多いのが
現実なのに…
動き続ける事が出来るだけでもすごいことです。
だから先の様なコメント、所感を
感じられるのです。
先のコメントの方は長いお付き合いなので、
お人柄も存じておりますが…
謙虚でご自身に厳しい方なだけに
「いい感じに弾けてる」と自身で感じられるのは
かなり大きいことだと嬉しく思います。
実践は知識を凌駕します。
知識だけでなく思考をも凌駕する部分があるので
やはり一度決めたらやるという気概をもつ、
ということが練習法云々より根本的であると
改めて感じさせられます。
人間はよく樹木に例えられる事がありますが、
本当にそうでありまして。
根っこが腐ってしまうと
生きながらにして骸の如きものになってしまう。
もちろん、樹木と違い、人間は根っこが腐ろうが
その人次第で甦る(黄泉(から)帰る)事が
出来るわけですが…
そんなめんどくさい回り道をせずとも
普段から淡々と実践できればこれほど
強いものはない。
ギターはいつもいうようにやり方です。
練習方法次第でセンスがなかろうが
弾けるようになります。
しかし、それは継続実践という条件が
揃っていてこその話。
淡々と実践出来る。
これだけで素晴らしいことなのです。
理想は置かれている環境、状況、立場に
関係なく嬉々として実践し続けられる
ことでしょうが、そうでなくても
継続出来るというのはすごいことなのです。
改めて勉強になったコメントでした。
Sさん、ありがとう。
追記
ちなみに実践が続かないことの裏には
色々あります。
一例を上げると…
ギター弾けるようになりたいけど…
すぐに嫌になる
すぐにめんどくさくなる
自分は頑張っても仕方ないと思ってしまう
という感じです。
他にも、実践が続かない現象の裏には
色々ありますが…
結局は自分の事を知らなさ過ぎる
というのが共通だと思います。
本当はギター弾けるようになりたいなどと
思ってないのにやっている、とかね。
本当は弾けるようになりたいと思ってないなら
弾けなくて当然です。
そういう場合は今はタイミングでないのだから
スパッと辞めて正解だったりする。
でも、自分の状態が整ったら
また、やりたくなって自然にやったら
案外うまくいく、なんてこともあるのです。
逆に、本心から弾けるようになりたいと思っていても
自分の事を信じられない、
善い生き物だと思えない、
能力があると思えない、
などという妄想が邪魔をしているケースも
多々あります。
そういう場合は頑張ったほうが良い。
それこそ、紹介したコメント主さんのように
実践を淡々と継続することを
目標にしていけば思わぬ結果が出て、
自分に対する認識が変わるってことも多いです。
いずれにせよ、自分の事を知らなさ過ぎると
何事も実らないということです。