僕は普段からギター初心者さんを
コーチするというより
ギターをやり直そうと
仕切り直した人を対象にコーチしています。
だから、自然とやり直し組が
集まってきてくれます。
で、普段からそういう方々と
接してて思う事がたくさんあるのです。
その中から今日はやり直し組が
御本人でもあまりお気づきになっていない
部分をシェアしましょう。
もし、あなたがやり直し組なら
かなり希望のある話だと思いますよ。
やり直し組でない場合はもしかしたら、
色々苦労したい、と思うかもしれません 笑
この話を知るとやり直し組が
如何に素晴らしい素養をもっているか
わかるでしょう。
そして、やり直し組こそ音楽を楽しめる状態に
一番近いというのが事実だとわかるはずです。
これは言い換えればやり直し組こそが
自由にギターを弾けるようになる一歩手前にいる、
ということです。
どういうことかお話しましょう。
これは、やり直し組は失敗体験があるからです。
失敗体験とは
「〇〇してうまくいかなかった」
というタイプの体験です。
これは普通はあまり歓迎される体験では
ありませんよね。
どちらかというとこういう体験なしで
何事もことは運びたいもの。
でも、特に今はこの失敗体験を
たくさん持っている人ほどギターはうまくいきやすい。
何故か？
失敗体験をたくさんしている人は
本当のことに鼻が利きやすいからです。
もちろん、「本当のこと」と言われても
やり直し組の本人はピンとこないでしょう。
でも、例えば、いつもいうように
ギターは左右の手で弾くものだから
身体操作を覚えたら楽に弾けるようになるんですよ
というアイデアも、
失敗体験をたくさん重ねている人ほど
価値を感じることが出来るのてす。
これを初心者さんや経験が浅い人が聞いた場合、
やり直し組ほどは感動出来ないのです。
経験値がないから言っているアイデアの
本当の意味がわからないのです。
でも、散々色々やって
失敗してきた人は心に強く刺さりやすいのです。
「基礎トレやれ」といった
一見わかりやすいアドバイスを
やってうまくいかなかった経験とかしているから、
同じアイデアでも受ける感銘の度合いが違う。
だから、やってみようとなる。
やってみたらソッコーで
うまく言ったりするから
早速と大きな悟りを得る。
今までの苦労は一体何やったんや…
という気持ちと共に新しい道を見つけた
感動があるから、
それはそれはその後の努力が実を結びやすい。
…とまぁ、こんな感じで失敗体験を
してきた人というのは
実は財産を持っているのです。
情報に対する鋭い感度という財産です。
他にも彼らが持っている財産は
たくさんあるのですが…
まぁ、それはまた別の機会にでも
ご紹介しましょう。
なんせ、もし、あなたが今まで努力が実らず、
うまくいかなかったとしても
腐らないでください。
あなたはうまくいかなければいかないほど
うまくいく素養を自分の中に創っていることに
なっているのが真相です。
それは自動的に創っているから気付けないだけ。
僕は仕事やっててそういう人を
サポートするのが一番やりがい感じるところ
です。
もし、あなたがやり直し組なら
一緒に楽しくやりましょう。