「先生の教えはすぐに変化が訪れますね。
すごいなぁ、といつも思うんです」
ありがたいことにこういうことを
言ってくれる人がいます。
こう言ってくれる人は大抵
レッスンの生徒さんとか
僕の教材とかサブスクサービスを
利用してくれる生徒さん。
ありがたいなぁ、と思うし
嬉しいなぁ、とも思います。
でも、僕はこのセリフを聞いたときに
1つの覚悟をしています。
このセリフを生徒さんから聞いたら
ちょっと厳しいことを言わねばならないから。
この話はギターを趣味であれ
楽しく弾いていきたいな、と思うなら
受け入れないといけない話です。
それは…
すぐに変化が訪れることで
喜んでられるのは最初だけだ
ということです。
僕が即効性のある物を提供するのは
多くの生徒さんにとって
ギターはハードルが高いものに
なっているからです。
多くの人はギターに対して誤解だらけです。
弾けるようになるには…
センス才能が必要
長時間の練習が必要
面白くない練習に耐えて基礎を創る必要がある
嘘ばっかり信じてる。
もちろん、その嘘を信じさせている環境下で
生きてるから信じるのは仕方ないことなのです。
現状、ギターが弾けるようになっている人というのは
僕がいうところの嘘を信じて
それを乗り越えた人たちであることが多い。
センス才能が必要だと思っているけど
自分にそれがあるかはわからないから
とにかく努力して弾けるようになった人。
長時間の練習が必要だから
なんとかして時間捻出して
弾けるようになった人。
面白くない練習に耐えて
基礎を創る必要があるなら
耐えて基礎を作ればいいと考えて
耐え抜けた人。
だから、そういう人たちの多くは
若いときにギターはじめてることが多い。
若者というのはセンス才能とか気にせずに
自分の好きなことを追い求めることが出来るし
時間もある。
上手く弾けるギタリストが「基礎に耐えないと駄目だ」と言ったら素直にそれを受け入れる。
若者からすると簡単に受け入れ
課題をクリアすることが出来る。
そういう人たちが指導者になるわけだから
自分たちを支えてくれた常識を
後進に継承させるのは当たり前。
でも、同時に
それで挫折者が多いのが現状である以上、
その常識にメスを入れる余地は
ものすごくたくさんあるのです。
で、実際、僕はその常識を守らなくても
好きな曲は弾けるようになる、というのを
たくさんの生徒さんと共に体現してきたのです。
だから、僕が最初に目標とするのは
それまでの悪しき常識の破壊です。
生徒さんの中に根を張る
悪しき常識と化した嘘を叩き壊すのが
僕の最初の目標。
本当は思っている以上に
簡単な楽器だった、とわかってもらうのが最初。
ここを入り口にしないと
本当のことは分からない。
本当の意味でギター演奏面白さがわかるのは
5年、10年、20年先です。
1日5分でいいから、何年も続けたことで
その人が持っている本当の才能も花開くし
ギターや音楽がその人の心を
助けてくれるようになる。
うちに10年以上通ってくれている生徒さんが
如何に日常にストレスがあっても
楽器弾いているときはそれを忘れられるし、
それが心を休める時間になっている。
と言っていました。
この言葉一つとっても
その真意が数ヶ月しか弾いてないような
ひよっこにはわからないと思いますよ。
先の言葉の真意は現実逃避ではない。
人生で誰の身にも起こる
過酷で厳しい問題をクリアするための
休息と活力、智慧を得る場所になっている
という意味なのです。
人間の優秀さを測る絶対的尺度があるとするなら
それは「粘り強さ」だと思います。
これがない人は実を得ることが出来ません。
故に人生が面白くないものになりがちです。
だから、最初はインスタントに成功体験を得て
継続する土台を創る。
土台が出来たら後は継続。
それがスタートラインであり、
そこからが本当の収穫です。
これが出来たら誰でもギターは楽しめるようになる。
だから、最初はインスタントに
弾ける体験を経験しましょう。
そして、今までの常識が一度砕け散る体験を
するのです。
これはある種の死です。
常識の死。
これを経験したら勝手に
新しい常識が形成されていきます。
そこに実りがある。
こうやってある種の生まれ変わりを
経験するのが本当の意味で
ギターを楽しむということの真相だと思います。
追記
今の自分がどうなっているのかよく分からなければ
ぜひ、体験レッスンに起こしください。
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