「先生えらびのコツってありますか?」
これは以前、うちの教室を
やめられることになった
生徒さんに尋ねられたことです。
この方は仕事で転勤になってしまい、
奈良を離れるということで、
うちの教室はやめられることに
なってしまった方。
引っ越した先でもギターレッスンを
検討されておられて、
先生の選び方を尋ねてくれたわけです。
なので、先に尋ねました。
「〇〇さんはどんな先生についたら良いと
思いますか?」
と。
すると彼はいいました。
「やっぱりギター弾くの上手な人ですかね。」
理由を聞いてみると
「弾けないと教えるのは無理だから」
というお考え。
色々聞いていると、
自分なりにどんな先生を選ぶかは
決まっているんだけど
どうやら僕にその考えを
後押ししてほしいという風に思いました。
でも、僕は経験上
全く違う考えを持っているから
彼の考えを後押しは出来ない。
だから、
「多分、〇〇さんの考えとは違うけど
それでも聞きたいですか?
もしかしたら自分の考えと違いすぎて
不快になるかもしれませんよ?」
と聞いたらそれでもいい、
むしろそうであるのが望ましいというような
ことを言ったので披露しました。
結果、彼はものすごく喜んでくれたのですが…
これから彼と同じような
感性、感覚を持っている人に向けて書くので
自分の常識を守りたい場合は
ここで読むのをやめたほうが
いいかもしれません。
彼に伝えたのは、先生えらびの条件です。
・教える理由、志を明確に持っているか
・行動がその理由、志と矛盾してないかどうか
・あなたの話に真摯に耳を傾け、
あなたを尊重してくれるかどうか
この3つ。
この3つがある先生は
あなたをちゃんと導けると思う。
と伝えました。
この3つ。
語ると長くなるし、
あまり他のギターの先生が見ると
気分悪くなるケースもあるから、
詳細は語りません。
詳しいことを聞きたい人は
個別にメール等でコンタクトとってください。
要するに、「弾ける能力」と「教える能力」は
別物だということなのです。
先の生徒さんにはこの詳細をお話しましたが
非常に感銘を受けてくれたようで
もし、引っ越し先で見つからなかったら
オンラインレッスンお願いしたい
と言われました。
もし、あなたが先生選びをしているなら
参考になったら嬉しいです。