ギターを人に教わっているけど、
なかなか上達しない、、、
色々本読んだり、練習法動画を見たりして
勉強しているけどなかなか上達しない、、、
そんな風におっしゃる方がいます。
もちろん、尋ねられたら
その方には何らかの考えを
お教えしたりするんだけど、、、、
職業上、そういうことをたくさんやってくると
いろんなパターンがあることに気づくんです。
つまり、上達しない、うまくならない人の
パターンが見えてくる。
結局、ここだよね、
根本はここだよね
ここが見失われているから
状況がよくならないんだよね
というのが見えてくるんです。
もちろん、あまり深掘りすると
抽象的になりすぎて結局何したら良いのか
見えなくなるので、
適当なところで止めておくわけです。
なので、根本といってもいくつもある。
その1つをシェアしましょう。
これからご紹介するのは
そもそも、ギター始める人が
最初もっていたのに
いつの間にかなくしてしまうものです。
それはなにか？
主体性です。
色々頑張るも上達しない人って
これを見失っているケースはかなりあると思います。
そもそも、主体性とはなにか？
これは、、、
自分の考えや判断をもとにして
実行する性質のこと。
自分の考えや判断を基にするから、
行動に対する責任も
自分でとる覚悟がある状態です。
ギター始めるときって、
いろんなきっかけがあったんでしょうけど、
主体性を発揮して始めているのです。
だって、誰にギター弾いてくれと
言われたわけでもない人がほとんどですから。
自分で良いなぁ、と思って
自分で大枚はたいてギター買って
自分で始めているわけです。
主体性をガシガシ発揮して始めている。
すばらしいことです。
なのに、途中で道に迷う。
ちょっと上手くいかないことが増えれば
増えるほど、、、
回数重ねれば重ねるほど、、、
どんどん道に迷い始める人は多いんです。
上手くいかないことが出てきたら多くの人は
どうするか？
すぐに誰かの言ってることで
なんとかしようとするのです。
その心が、
ウェブでギター練習法を検索したり
練習法の解説動画を見たりすることに
現れるわけです。
もちろん、これで良いのです。
問題はこの後。
こうやってやり方教わって練習したにもかかわらず
上手くいかない時に現れます。
この時に、自分の考えを省みない。
人の言う教えに従って練習して
上手くいかない。
ここで主体性がない人は安直に
「あぁ、このやり方は自分には合わない」
などとあっさりとした判断をしてしまうのです。
ひどい場合は、その練習方法を
教えてくれた人にクレームを口にしたりする。
これでは主体性とは言えません。
自分の行為に責任をとってないから。
考えや方法というのはそれを発信している人にとって
正しいと思えているから発信されるわけです。
それが自分に合わなかった時に、
「自分に合わない」「相手が嘘を言っている」などと
自分以外のもののせいにしているのは
主体性とは言わないのです。
そうやって主体性をなくした結果、
方法だけを漁ることになる。
でも、結果は同じになることが多い。
で、また他のもののせいにする。
また方法を漁る。
上手くいかない、、、
これを繰り返して立派に挫折していくのです。
一方、上手くいくと言われる方法を試して
ダメだった場合、主体性がある人って
ここでちゃんと考えます。
「もしかしたら自分の実践のやり方って
なんかズレてるんじゃねーか？」
みたいな感じで。
これは自分の考え、判断、行為の責任を
とっているわけです。
だから、結局、方法を漁ることに
なったとしても何処かでそれはストップします。
そこからその人は伸びていくのです。
徐々に主体性も回復して、
健全に上達していくのです。
主体性。
意外に成否を分ける要素になっていると
思います。
あなたは主体的にやっているでしょうか。