どんなことでもそうですが
すべての事にパターンがありますよね。

壮大なことを言うならば
朝昼晩の順で天気が変わるのもそうだし
万物は一定ではなく、常に変化する
なんていうのもパターンです。

当然、僕ら人間にもパターンがある。

ということは上達のパターンを知っていると
すごく練習は実りやすくなるのは
言うまでも無いことでしょう。

ということで、
そんな上達のパターンの一つを紹介します。

エラスティック・プラクティス
という考え方を知っていますか?

これはゴム(エラスティック)を伸ばすように、
自分の能力を少しずつ引き伸ばしていく
という考え方。

要するに今の自分が少し難しさを感じる
練習をする、ということです。

「少し難しい」と感じる内容は
何でも良いのです。

フィンガリングが少しむずかしい
ピッキングがやりにくいパターン
今まで弾いたことがないパターン
いつもより少し速いテンポ。

何でも良いからちょっと頑張ったら
弾けそうな内容にするのです。

テンポなんかはわかりやすいけど
テンポ100で弾けるフレーズを
テンポ103とかにするわけです。

それで出来たら108とか110とかにするわけです。

要するに練習内容を
ちょっと頑張ったら弾けそうな内容にする。

これは効果があると実感しているし
実際、僕も指導で活用して効果を実感しています。

ちなみに、この練習はスティーヴ・ヴァイが
インタビューで言ってたのを
記憶しているのですが、
こういう練習コンセプトみたいなものは
そのまま応用出来るから使いやすいと思います。

よかったらご自身でもやってみてください。