ギターを綺麗にしてる人で
上手い人を見た事がない
これはマーティー・フリードマンが
残した言葉だと知りました。
レッスンである生徒さんに教えてもらいました。
彼は、これ聞いて、
ギターをきれいにしたらだめなんだ、
と思ったそうです。
面白いですねぇ。
ピュアです。
このスれてない感覚が僕は好きです。
こういう若者がいるのはなんだか嬉しいです。
ただ、大事なのはそこじゃないと思ったので
イチローさんの話をしときました。
野球のイチローさんなんかは
道具を大事にする人で有名だ、と。
となると、、、、
「どっちやねん!」となる。
案の定、彼もそうなった。
で、解釈に困ったみたいなので
考えをシェアしたらスッキリしたようです。
せっかくなので、ここでもシェアします。
あなたなら彼にどう言うか考えてみてから
以下を読んでみると面白いかもです。
これは、要は態度の問題。
マーティーが言ってるのは多分、
弾かない人を指している。
イチローさんのは、
道具を純粋に大事にしている、という点。
練習はしていて当然の前提がある。
要は、うまくなりたいなら弾けってことです。
その上で、ギターをきれいにするのは
良いことです。
普段からきれいにしておけば
なにか異常があっても
早期発見できるでしょうし。
大体、自分が使う物を大事にするのは
いい心がけですから。
でも、それは普段から弾いていることが前提。
弾くよりも道具を磨き上げることに
重きを置けば、そりゃ上手くはならんよね、
ということを言いたいだけだと僕は思いました。
こんな事、当たり前のことなんですが、
こういうことも下手に解釈すると
見えなくなってしまう。
やっぱり、僕がギター始めた27年前とは違って、
今は情報を遮断する勇気をもったほうが良いと
改めて感じた一コマでした。