「だから30分なんですね」
先日、リアルレッスンをやったときに
生徒さんが言ってくれました。
彼女の言う通り、
30分のレッスンにしてる理由は
それで1曲弾けるようになるからです。
このレッスンのときも
1曲弾けるようになってお帰りになられました。
経験上、彼女はこれからどんどん
弾ける曲が増えるでしょう。
レッスンのたびに
1曲ずつレパートリーが増えるイメージです。
うちのレッスンあるあるです。
勿論、最初からこうはいきません。
彼女の場合も月1回のレッスンを5~6回やって
こうなりました。
個人的には彼女は職業上
身体感覚の飲み込みが速いから
5~6回で済んだと思っています。
人によってはこの方の倍以上かかる方もいます。
その違いは何なのか?
10年以上前にこれに気づいて
指導方法が変わりました。
そこから色々とテストしたけど
まず、間違いない感覚を持っています。
ギターの上達を語るのによく
「レッスンに行くのがいいのか?」
「YouTubeで独学したらいいのか?」
とか言われます。
昔からある話です。
これ、答えは出ないんですよね。
レッスン通ってうまくなる人もいるし
独学でうまくなる人もいる。
レッスン通って上手くなった人は
レッスンを推すし、
独学で上手くなった人は独学を推すのは自然です。
そうなるから言われた側としては
「どっちがいいのかわからないから
教えてくれ」という風になる。
これは「どちらも正解」
「どちらも間違い」なのが答えなんですよね。
つまり、レッスンとか独学とかのみで
上達など語れない、ということです。
レッスン通っても家で何もしなければ
上達はありません。
レッスン通って家で練習はするものの
その内容がおかしかったら
これまた上達はないでしょう。
独学でも同じ。
YouTubeだけ見て練習しない。
これでうまくなるわけがない。
有料の教材やオンラインサービスに
を利用しようが同じ事。
レッスン、独学、有料、無料、
オンライン、オンフライン関係なく
大事なのは家でどんな練習をするか?です。
レッスンで過ごす時間より
それ以外の時間の方が長いのだから
その時間をどう過ごすのか?という部分に
上達の本質があるのは言うまでもないことなのです。
ギター弾いているときにどんな内容の
練習をするか?です。
ここがズレたら何しようが上達はないのです。
それを「練習の質」と表現しています。
あなたの練習の質はどうでしょうか。
大丈夫でしょうか。
追記
僕はレッスンや教材、オンラインサービス、
普段の情報発信全般において
全部ここを意識しています。
やる、やらないは本人に委ねるけど
これを愚直にやったらうまくなるよ、
という内容を伝えているつもりです。