すごくタイムリーに

良い質問いただきましたのでシェアします。

 

 

宅配便のユーザーさんのコメントです。

 

※宅配便というのは奥田がやっている

練習教材が定期的に送られてくる

ギターの進研ゼミみたいなサブスクサービスです。

 

 

 

通勤移動中の電車の中で
断捨離確認してみました。

※断捨離というのは身体操作をまとめた辞典みたいな教材です。


今日帰ってもう一度弾いて確認してみようと
思います。


あと、動画を見ていて
またふとした疑問がでました・・・

奥田先生はいつも背もたれのない椅子で
弾いておられますが、
背もたれのある椅子での練習は
あまりよくないでしょうか?

 

 

 

何気ない質問に見えるかもしれませんが

これまた素晴らしい学びがたくさんです。

 

 

うちの生徒さんは

非常に素晴らしい人が多くて嬉しいです。

 

 

 

1つずつご紹介しましょう。

 

 

先ず、質問の答えからいきましょうね。

 

 

 

奥田先生はいつも背もたれのない椅子で
弾いておられますが、
背もたれのある椅子での練習は
あまりよくないでしょうか?

 

 

 

個人的には背もたれにもたれかかって演奏すると

身体の動きが悪いと感じています。

 

 

これは是非、ご自身でも

試してみるとわかりやすいと思います。

 

 

おそらく背もたれにもたれかかった演奏では

複雑なフレーズとか苦手なフレーズは

弾けないはずです。

 

 

余裕で弾けるフレーズでもテンポを上げると

弾けない…なんてことも

普通に感じられるはずです。

 

 

 

長時間弾くことも難しいでしょう。

 

 

身体操作を修練していくと、

ちょっと弾いたつもりが思いの外、

身体が動くことで

5分の練習が30分になってしまった…

 

なんて事が起こるようになります。

 

 

短い時間の練習なのに質が良いから、

身体も動きやすくなって、

その短時間で上達感が生まれるから

自然と時間が伸びてしまう…

 

 

いい意味でハマりやすくなる現象が

起こるようになります。

 

 

(僕はこの現象が毎回起こるので

時間管理が出来るようになった、という

副産物を経験しました。)

 

 

 

でも、背もたれにもたれかかった状態では

こうならないはずです。

 

 

科学的には空気が循環する量が

もたれかかっている状態では少なくなる…

 

とか言われていますが、

そういうのも関係しているかもしれません。

 

 

 

なんせ、もたれかかっていると

楽に弾けないケースが多いから推奨しません。

 

 

 

でも、じゃあ、もたれかかって

演奏することはいけないことなのか、

と言われたら…

 

そんなことはありません。

 

 

特に身体操作が未熟な間は

それまでの悪習慣から

自然な姿勢をキープする筋肉が衰えている、

というケースがあるのです。

 

 

だから、もたれかかりたい時は

もたれていいと思います。

 

 

でも、それでは身体のパフォーマンスは

発揮されないのでもたれかからずに

練習する時間を優先的に持つようにしておき…

 

辛くなったらもたれかかる、

 

という様な感じで取り組まれると

よろしいかと思います。

 

 

 

あまり、理論やデータ、

論理や合理的な考え方に

縛られないようにしましょう。

 

 

僕たち人間は心の生き物であり、

心は論理や合理の対極にあるものです。

 

 

柔軟に、自分に優しく、しなやかに。

 

 

悪く言えばテキトー、いい加減にやる

というのが大事なのです。

 

 

 

そうやって無理なく続ける。

 

 

すると誰でもうまくなる。

 

 

ギターはセンスではなく、

やり方、取り組み方だと

今以上に分かるはずです。

 

 

 

こんなところでしょうか。

 

 

まずは質問に答えました。

 

 

参考になったら嬉しいです。

 

 

追記

 

もし、この内容を参考にされる場合は

方法だけではなく、

頭の中や世界観みたいなものを

吸収してくださいませ。

 

 

それが非常に重要です。

 

 

良いなと思ったらそういう見えない部分を

マネするのがコツなのです。

 

 

良いと思ったら、ですが 汗