ギター練習していますか?

そう問われたら
あなたならなんと答えるでしょうか。

「やってますよ」

と即答するでしょうか。

それとも…

「最近サボってるんですよねぇ」

などとバツの悪そうな返事をするでしょうか。

いずれであっても良いのですが、
この問いに、こう答えたものがいます。

「練習と言っても演奏してるだけ。

ジャムってるだけ。」

こう答えたのはジミヘンです。

テレビ番組で答えたそうです。

同じような事を確かスラッシュも
言ってたような気がしますが…

練習の定義が
ただ、弾いているだけ
ただ、ジャムってるだけ

こうなっている人はプロになると多い。

個人的な感覚としてもそうですね。

練習というより、
単に好きな曲を弾いているだけだけど
気づいたら勝手にうまくなっている。

というのが上達の実際だと思います。

あるときに気が向いたから過去の録音とか聞いたら
めちゃくちゃ下手くそに感じる…

なんて言うのは上達しているから感じるのです。

ただ、好きな曲を弾いているだけといっても
ご自身の演奏に対する基準が低いと
いくら好きな曲を弾いているだけでも
うまくはならないと思います。

ある意味、練習方法というより
上達には基準が大事だと思いますね。

もちろん、僕が練習方法という言葉を使うときは
基準が内包しているので、
うちの生徒さんとかは問題ないのですが
ギタリストのインタビューとかから
練習のヒントを抽出するときは
こういうことに注意しないと使えないと思います。

上達は基準次第。

これを知っておくと役に立つかも知れません。