ある国の王様は自分の子供を西にある遠国にや南にある遠国に使えさせることで仲良くしていました。
そうする理由は隣の国が自分の国を脅かしていたからです。
ところが、賢い家臣の1人が、このやり方に反対しました。
「今、子供が溺れようとしている時に水泳の達人がいる遠い国から来てもらっても子供は助からないでしょう。
火事が起こり、遠い海から水をくんできて消そうにも火の手は広がってしまうでしょう。
遠くにあるものは近くの難儀を解決することは出来ません。
今隣の国に我が国は脅かされています。
西と南の国はたしかに強国ですが、彼らと仲良くしたからと言っても隣の国からの脅威をやり過ごせるわけではありません。」
ギターでもYouTubeとかでうまく人の演奏を見まくったり、ギターレッスン動画を見まくっている熱心な人はたくさんいます。
でも、じゃあ、自分が同じように弾けるのか、自分の演奏に満足できてるか?と言われると全然そうではないという方はたくさんいます。
ギターの練習方法はたしかに大事です。
でも、その効果が10年後に出るようなものや、そもそも使いもしないような知識や技術を得るためのものでは意味がないのです。
僕達に必要なのは今、利用するもの。
今、自分の状況をよくするピンポイントな練習方法や知恵でしょう。
あなたは遠くのものに眺めてないでしょうか?
足下がしっかりしているでしょうか?