結局大事なのは
自分をいかにコントロールできるか。
これは先日僕の創った教材に寄せられた
ユーザーさんの声です。
この方はこのコメントの前に
こう書いていました。
↓
ひとつのことに絞ってやってみると
いきなり変化を感じることができます。
するともっと、もっと、と、
全部いっぺんにやりたがって
結局いつもの練習と変わらなくなってる。(笑)
これ、答えは知っているけど
実践できない、ということですよね。
他人事として聞くと
何だか滑稽な感じがするかもしれません。
自分はこんなことはしないと思うかも知れない。
長年、たくさんの生徒さん見てきましたが
大抵の人は程度の差はあるものの
同じ状況に陥っています。
この方のように自覚している人は
すくないものです。
無意識でこうなっているけど
それに気付けないのに比べると
僕はこの方は優秀だと思いました。
この方がいうように、
セルフコントロールは上達の条件です。
もちろん、
セルフコントロールだけではないけど
これはかなり影響力の大きい条件です。
でも、世間でギターの世界で
セルフコントロールが語られることは
まずありません。
その結果、90%の挫折率という
残念な現実を考え合わせると…
このユーザーさんの気付きは
かなり大きなことだとわかるでしょう。
答えを知っているのに
実践できない自分を認識している人と
そうなっている自分を認識できない人。
この2者の近い将来はどうなっているか
いうまでもないことですね。
あなたはどちらでしょうか。
追記
こうやって自分に気づくことを
マインドフルネスなんて最近はいうけど
実は新しいことでもなんでもない。
昔は坊さんだけではなく
武道家もやっていたことです。
茶道でこれをやっていた人もいるし
江戸時代なんか、生活文化の中に
マインドフルネスはあったのです。
本来、それくらい身近なもの。
自分に対する気付きのツールが
マインドフルネスというだけだし、
他にもツールは色々ある。
個人的には瞑想と
これで自分への気付きは訪れると
思っています。
↓
この通りにやっているわけではないんだけど
コンセプトは同じだと思います。