スランプという言葉があります。
経験ありますよね。
辞書的にはこんな意味でした。
一時的に、調子が出ない、
または取引が不景気な状態。不振。不調。
要は「調子悪い」というのを表現した言葉です。
誰しも調子悪いのを歓迎する氣持ちにはなりません。
いつも、調子よく、機嫌よくいたいものですよね。
でも、スランプというのは
悪いことばかりではありません。
スランプというのはある重要なことを示すサインだからです。
では、なんのサインなのか?
それは…
真剣にやってきた、
努力をしてきた
頑張ってきた
というサインなのです。
趣味だからテキトーに、とか言ってる人には絶対にやってこないサインなのです。
口では「趣味だからテキトーに」といってるのにスランプを感じるなら…
それは口ではそう言ってるが、実は真剣にやっている、ということなのです。
努力をしてきた、ということなのです。
頑張ってきたということなのです。
そもそも、不調を感じる、ということは「なにかに比べて」という前提があります。
つまり、テキトーにやっている人には比べる氣も起こらないのです。
何と比べて良いのかもわかってなかったりします。
だから、スランプを感じたときというのは自らを褒めるべきときです。
自分が頑張ってきて、それなりに知識もスキルも経験もしてきてるからこそ、基準が上がる。
そうやって作られた基準と「比べて」イマイチだから、スランプを感じるのです。
だから、スランプの脱却法のファーストステップは
スランプというサインの意味を正確に知ること
ということになります。
さて。
今日はスランプというテーマで書きました。
スランプは自分の努力の証ということでした。
ただ、スランプにはもう一つの意味があります。
そして、この意味がわかるとスランプの脱却法も自動的にわかります。
その話はまた別の機会に。