昨日の話で一つ思い出したことがあります。

昨日の話

面に見(あらは)れ、背にあふる

そう残した人もいましたね。

しかも、世阿弥よりずっと古い。

紀元前にすでにそう喝破されております。

これは文脈が違うからギターや芸と
関係ないと思ったら大間違い。

世阿弥よりも
もっと鋭いことを言っている様に
思います。

だって、先の言葉は平易に言えば

誤魔化せませんよ

といっているのですから。

隠そうと思っても無理なんだ、
といっている。

ならば、隠そうとするとかえって
みっともないことになっても仕方ない。

バレてるんだから。

でも、情味のあることに
面にあらわれていても、背にあふれていても
ぼーっと生きておる人にはわからないことがある。

見る人が見たらハッキリわかるけど
人間出来てる人は黙っていてくれます 笑

でも、顕れているし、あふれている。

ごまかすことは出来ないのは
変わりません。

演奏にも練習にも出ちゃうんだから
仕方ない。

演奏も練習も結局は
自らがどういうものの見方をしているかが
出ます。

自分の世界観が出ます。

自分を修める(コントロール、支配)方向に
舵を切るか、
それとも見て見ぬふりをする方向に
舵を切るか。

それを決めるのはあなたです。

あなたはどちらに舵を切るでしょうか。