アリの社会では2割の働きアリが
8割の食料を調達するらしいです。
そして、この2割の働きアリだけを
抽出すると今度は働きアリだったはずの
集団が分裂。
2割の中の2割が働き、
残りの8割はサボりはじめる…
このアリの話はちゃんとした研究なのですが、
実はこれ、人間も同じだったりします。
当然、ギターも同じ。
ギターに置き換えるとこうなります。
ギターがうまくなって楽しくやれる人は
全体の2割。
残り8割は間違え、上手くもならないし
楽しくもやれない…
もちろん、厳密な数字ではありません。
ニュアンスを掴んでほしいのです。
要は大抵の人はうまくならず、
楽しくもなく、不満を抱えている
ということです。
こう言われるとリアルではないでしょうか?
ここで強調したいのは…
アリのケースとギターのケースが違う点です。
アリの場合は働かなくても
食物にはありつけるかもしれないが
ギターの場合はうまいやつが友達に
いたからといって何もせずに
うまくなることはない
ということです。
スキルは分け合うことができませんからね。
だから、自分で獲得するしかない。
こういうブログもそうだし
YouTubeのレッスン動画や教則本等も
その助けにしかなれないのです。
これが現実だと言うことを
まずは理解しましょう。
そうでないと、いくら趣味だのプロだの
言おうが、そもそも楽しくやれないのです。
楽しくやるにはうまくなる必要は
あるわけですからね。
もちろん、NO1になる必要はありません。
(大体、音楽の世界にNO1もクソも
ないですからね)
でも、自分が楽しくやるために
最低限必要なスキルは
身につけておく必要があるわけです。
これ、理解してないと
如何に素晴らしい練習方法に出会っても
何もできなくなりかねないのです。