以前、生徒さんにこんなことを聞かれました。
「先生は練習には質が大事だと
おっしゃってますが、
練習量はいらないのですか?」
生徒さんによると…
身体の使い方を覚える必要がある
といっているのはわかるけど
仮にいい動きを知っていても
それを身体で覚えないと
意味がないのではないですか?
という風に思ったと言うのです。
これはその通りですよね。
でも、この意見には一つ懸念点があります。
それを教えたら、この生徒さん
激しく納得してくれたようです。
そこで、同じ問をあなたにも
投げかけようと思います。
一瞬で答えが出る質問だと思うので
答え、考えてみてください。
では、いきます。
【質問】
漢字の練習で一画でも間違って覚えたら
どうなりますか?
もう、おわかりでしょう。
間違って覚えると、100万回練習しようが、
1億回練習しようが永遠に間違いを
繰り返すことになるのです。
では、もう一問いきましょう。
【質問】
ギターでコレが起こるとどうなりますか?
これも答えは一瞬で出ますよね。
そう。
弾けるようになんかならないってことです。
ギターはスムーズな動きと演奏を両立させる
身体の使い方をまずは知ることが
必要だということです。
あなたの身体の使い方は大丈夫でしょうか。