「まるでハリー・ポッターで魔法使いが
杖で選ばれるシーンみたい。」

アリー・ヴェナブルという女性ギタリストが
言った言葉なんだけど
非常に的を射ていると思う。

ちなみに、アリー・ヴェナブルというのは
ギタリストでバディガイとかとも
コラボした若手ギタリストです。

とても自然なギターを弾いていて
僕は好きですね。

そんなアリーが言った言葉は本当だと思います。

ギター弾いている人って選ばれてる人です。

僕はそれがセンスの正体だと
思っています。

「うまくやれる人は天賦の才能がある」

そんな風に思っている人は多いけど
その「天賦の才能」とは
「ギター弾けるようになろう」と
あなたの中に湧き上がった思いのことなのです。

その思いは誰しも万人に
湧き起こるものではないのです。

音楽に興味をもって
ギターわざわざ高い金出して買って、
弾いている。

こんな非合理なことを
誰もがやるわけがない。

ごく一部のレアキャラがそれをやるのです。

そんな非合理にでも飛び込めるのが
天賦の才なのです。

うまく弾けることは
確かに才能には違いないけど
才能とはそんな表面的なことでは
語れないと思います。

ギターを自分で選んだ
と思っている人は多いけど、
それ、違う角度で見たら
あなたが選んでいるのではない、
とも言えるのです。

あなたはギターに選ばれているのです。

だから、「弾けるようになりたい」と
思えたのです。

しかも、そう思うだけでなく、
高いお金を出して買って、
時間と労力を費やして弾いているのです。

選ばれているからこそ
非合理的なことでも出来るのです。

だから、うまくなるだのならんだの
努力が実る実らないだの言う前に
その才能を喜んでほしいと思います。

そうして、結果はまず脇に置いて
ギター弾くのに没頭してみましょう。

うまくならねーな。

どーせ弾けるようになんて
ならないのかもしれないな。

そう思っていていいから、
そうおもっている自分を認識、
観察して脇におく。

まぁ、それは置いておいて
とりあえず弾こうではないか
と言って好きな曲を弾いてみてください。

あなたは選ばれていることを
知るべしです。

追記

ちなみにアリーは
このギターに選ばれたと
思っているみたいですよ。

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