あなたは30年ギター練習しているのに
1曲も弾けない人がいると知ったら
どう思うでしょうか。
「俺も俺も」というでしょうか。
それとも「そんなやついるか」と
そういう人の存在を否定したくなるでしょうか。
後者の人はそれなりに弾けるんでしょうし、
そういう人にこの話はつまらなく映るはず。
なので、もし、あなたが
「俺も俺も」というタイプならぜひ、
御覧ください。
さて。
30年といえば僕のギター歴くらいなのですが
流石に30年1曲も弾けないときたら
僕なら辞めてしまうと思う。
でも、現実にはそういう人がいるのです。
それでも続けていることは
本当に素晴らしいことだと思うのです。
つい、先日、まさに
そんな30年ギター弾いていて
曲がろくろく弾けない人の文章を読みました。
この方の場合、
そんな状態でも続けられた理由は
割と早い段階で作曲していたからだそうですが。
それでも続けていけるのは素晴らしいことです。
そして、この方は30年かけて
一曲も弾けない原因として
テキトーにコピーしていた
と分析していました。
僕はこれを読んだときに
合点いきました。
なるほど、そうなるだろうな。
と思ったのです。
実際、コピーというのは
テキトーにやっているのでは
弾けるようにはなりません。
コピーは要するにモノマネだから
聞こえたように弾いたら良いのですが
そうは問屋がおろさない。
なかなか奥が深いものなのです。
だから、僕が教えるときも
相手の段階を見極めてコピーのやり方を
選んで教えるようにしています。
つまり、同じコピーと言っても
いくつかやり方があるということです。
機能する段階がある。
流石にすべてを書くのは煩わしくて
列挙する気にはなれないけど
少なくともテキトーにコピーをすると
あまり上達を実感できない、成長や前進は
感じにくい、ということがあることは
知っておきましょう。
何事もテキトーでは
ものにならないのです。
追伸
いくらテキトーなコピーでは
上達できないといっても
基礎練とか運指練習だけやって
上達するというのはもっとありえないですから
テキトーコピーでもやっている方が良いのは
忘れてはいけないポイントです。
追記 その2
もし、あなたがここまでを読んで
ズキッと来たなら
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