いきなりですが

あなたの車にカーナビは付いていますか?

 

今やカーナビを搭載していない車のほうが

珍しいかも知れないと思うくらい

普及しましたよね。

 

カーナビがあるからどこへ行くのも

迷うことがありません。

 

もし、今、カーナビを使わずに、

地図も持たずにどこかに行ってください

といわれたらちょっと厳しいですよね。

 

カーナビないくらいなら遠出なんかしない。

 

僕ならそうなります。

 

こんなふうに、目的を遂げるためには

カーナビの様に目的地までの

地図が無いといけません。

 

でも、車以外のことになったら

どうでしょうか。

 

地図やナビを持たずに

旅立ってはいないでしょうか。

 

ギターはこの状況になっている人が多いです。

 

それもそのはず。

 

地図やナビがないからです。

 

ギターなんて昔から教えている人も多いし、

本もたくさん出てる。

 

そして、今やネットで

発信している人も山程います。

 

でも、僕から見ると地図やナビを

示している人は少ないように見えます。

 

という事なので示そうと思います。

 

20年試行錯誤した結果だから

そこまで的を射ないことは

いわないと思いますよ。

 

ただ、理由まで書くと

だいぶ長くなるから結論だけ書きます。

 

まず、最初にわかっておくべきは

 

ギターは超絶テクニックを用いた演奏が

出来る必要はありません。

 

目にも止まらぬ速さのプレイや

見るからにややこしい演奏をする必要は

ありません。

 

やりたい人がやればいいだけのことです。

 

ただ、音楽だと人に認識させるだけの

演奏が出来ることはどんなレベルの人でも

目指すべきですよね。

 

まずはそこなのです。

 

そして、ここを考えると、

音楽はイメージした音色を

イメージしているタイミングと長さで

表現しているものだと分かるはずです。

 

これを僕は

トーン×リズムという風に表現しています。

 

なので、このトーンとリズムがキレイに

表現されているギタープレイができれば、

誰が聞いても音楽だと認識できるわけです。

 

だからこそ、ここを目指すべきだ

ということです。

 

つまり、トーンとリズムが

キレイに出せるようになったら良いのです。

 

まずはそれだけで良いのです。

 

追記

今回の話を理解していると….

 

巷にある練習方法…

 

たとえば、

エクササイズや基礎練習

練習曲を弾く練習…

 

そういうのも結局はトーンとリズムを

キレイに表現するための練習だと

いうことが分かると思います。

 

同じエクササイズをやるのでも、

何のために、どこに向かうために

やる練習なのかを意識している人と

そうでない人。

 

どちらがうまくいくでしょうか?

 

いうまでもありませんよね。