彼の名前はデビッド・デワンド。

 

時は1900年初頭。

 

デワンドは超一流のマジシャンということで

当時有名でした。

 

そんなデワンドが劇場にいたとき

1人の若いマジシャンが彼を訪ねて来ました…

 

彼はデワンドに聞きました。

 

「私は約300ぐらい手品を知っていますが、

あなたはきっともっとご存知でしょう。

 

あなたは一体いくつマジックを

知っているんでしょうか?」

 

「8つです」

 

あまりの少なさに驚く若者をよそに

デワンドはこう付け加えました。

 

「でもね、私はその8つだけは

完璧に出来るんです。

 

いつ、どこで、どんな状況でも。」

 

音楽も全く同じ

さて。

 

ドラマーの世界には

「手数」という言葉があります。

 

ギターの世界に置き換えると

「フレーズのネタ」でしょうか?

 

先の手品の話に出てきた若者は

この「手数」や「フレーズのネタ」を

たくさん仕入れていたわけです。

 

でも、超一流のマジシャンは

たったの「8つ」・・・。

 

 

これは音楽の世界も全く一緒だと思うのです。

 

少なくともギターの世界はそうです。

 

たくさんのことを練習しても

意味は薄いのです。

 

もっと根本的な、

もっと本質的な、

一つ変えれば全部変わるほどの

インパクトを持つものに絞って

練習したほうが良いということです。

 

 

じゃあ、根本的、本質的で

かつ、一つ変えれば全部変わるほどの

インパクトがある要素は

なんだと思いますか?

 

この答えは人によって変わるのですが…

 

ギター初心者が相手なら…

身体の使い方です。

 

ピッキング、フィンガリング…

こういった必ず使う演奏技術を

使用するときの身体の使い方を

完璧にマスターすれば

全ては変わるでしょう。

 

先のマジシャン、デワンドは

8つの手品で超一流になりました。

 

ギターの場合は、

超一流になれるかどうかは知りません。

 

少なくともギター初心者のレベルアップに

繋がるのは身体の使い方なのです。

 

それを通して、養われた技術があなたを

次のレベルに連れて行ってくれます。

 

でも、この基礎は

いつでも、どこでも、無意識にできないと

いけないのです。

 

そう、デワンドのように。

 

もし、自分の技術を怪しいな、と思うなら

身体の使い方をチェックしてみてください。