「バンドやってるんですか?
って言われました」
昨日、実践サポートメンバーの1人が
奈良にある僕の教室に来てくれました。
奈良がふるさとの方で。
このGWで帰省したから顔を出してくれました。
そんな彼が言ったのが先のセリフ。
ちなみに、彼、バンドなんかやってません。
ギターだって1年半前に始めたばかりの
いわゆる初心者。
ギターが1年続いたから新しいギターを
新調しようと思ったらしく
楽器店に出向いて試奏した際に
言われたみたいです。
実践サポートクラスのメンバーの中でも
一番ギター歴が浅く、本人曰く
「周りの人はみんな上手な人に見える」
そうです。
そんな感じだから楽器屋で冒頭のセリフを
耳にしても
「最近はこんな営業トークがあるんやなぁ」
と思ったらしいのです。
実際、その時の演奏はノイズが
たくさん混じっている演奏だったから
というのもあるらしいのですが….
でも、この出来事が示すことは
とても大きいと僕は思います。
では、先の出来事は何を示しているか?
単純に楽器屋の兄ちゃんには
それなりに弾ける人に見えた、
ということです。
でも、実際は1年半前に始めた初心者レベル。
なんかおかしいですよね。
ちぐはぐな感じするでしょう?
でも、そのちぐはぐな事が
実際に起ったのはなぜか?
ここにはちゃんとからくりがあります。
それは….
この生徒さんが、
リズムを大事にしていた、ということです。
実践サポートにいるメンバーに関わらず、
僕は無料のエレキギター練習の教科書の
段階からリズムの重要性をこれでもか
というくらい強調します。
それくらいインパクトがあるからです。
リズムにはそれくらいの力がある。
もちろん、何故、それくらいの力があるのか
を論ずることはできますが、
話長くなるのでさておいても….
とにかく、ギターはリズムを中心に
攻略するべきなのです。
そうすると、人と合わせたことが無いような
初心者の演奏でもバンドマンだと
間違われる演奏に聞こえるってことです。
とにかくリズムはこれでもか、
というくらいやったほうが良い。
僕も未だにリズムは
追求している部分ですから。
ということでリズムを徹底的に
大事にしていきましょう、というお話でした。