原曲の冒頭、声だけで感じるノリがすごいな
と感じました。

今ひとつ明確な定義がわかりませんが、
こういうのをグルーヴというのかな
と思い込んで生きています。

というわけでこのグルーヴ的なものを出せたら
かっこいいなと感じつつ練習してました。

ある程度形になったかな?と思って
録音してみたのですがだいぶ下手っぴでした。

自分ではちょっといい感じなのでは?
とか思っていたので、
誰に聞かせるでもないのに
恥ずかしくなってました。

ああこれ、メルマガで少し前に書かれていた
成長のきっかけだな……となってます。

ちょっと練習頻度が落ちているのは
自覚していたのですが、
当然のごとく腕も落ちている
(以前なら弾けていたのかどうかも
よくわかりませんが)のだと自覚して、
また頑張ろうと思った次第です。

これは宅配便アドバンスの会員さんが
くれたコメントです。

このコメントの中に、
実はギターが絶対うまくなるための
6つの重要なポイントが隠されています

この宅配便アドバンスというのは
宅配便というサービスの上位版。

共に、僕が提供している
ギター練習プログラムのことです。

そもそも、僕が教えるギター演奏は
僕が教えるギター演奏というのは
おおきく分けると8ビート的な身体操作と
16ビート的なものの2派がある。

宅配便は主に8ビートにおける身体操作を
日々鍛錬するためのものですが
アドバンスは8ビートではなく
16ビートを扱っています。

共に、その鍛錬を延々と繰り返していく中で
演奏能力だけでなく、音楽に対するセンスも
養えるようなプログラムです。

肩書はアマチュアでも
腕はプロレベル

というのを目指しているものです。

そうすることで、ご自身の可能性と言うのを
知らないうちに拓いていくというのが目的。

そのアドバンスの会員さんのコメントなのですが…

「やっててよかった」

と思いました。

というのも彼のコメントには
普通にぼんやり練習しているだけでは
到達しにくいことだからだからです。

どこが素晴らしいのか1つずつ列挙します。

1:センスが自然と養われている

原曲の冒頭、声だけで感じるノリがすごいな
と感じました。

こういうことがサラッと出てくることのは
センスを養えている証拠です。

ギター弾いている人はギター演奏に対して
物を言うことは出来ますが
こういう他のパート(今回ならボーカル)に
対してリズム的な「なにか」を
感じることが出来るのは
センスが養われておる証拠です。

2:謙虚な精神が養われている

今ひとつ明確な定義がわかりませんが、
こういうのをグルーヴというのかな
と思い込んで生きています。

これは僕からすると正解なんだけど
こうやって謙虚な態度が養われておるのも
素晴らしい。

3:志が自然と出来上がっている

というわけでこのグルーヴ的なものを出せたら
かっこいいなと感じつつ練習してました。

この目的は達成することがなかなか難しいのが
現実です。

従来のリズムギターの練習プロセスはもちろん、
僕が提供している宅配便のメソッドをもってしても
難しい。

全く別のアプローチが必要になる。

でも、こんな具体的にどうするか?ということよりもまず先立って重要なことがあります。

それはこういうことを自然と志せるということ。

これはちゃんと今までギターを練習して
素晴らしい演奏に親しむことで
自らを養っている証拠です。

そもそも志せないと達成することは出来ませんから
これは素晴らしいことなのです。

4:反省し、恥を感じている

ある程度形になったかな?と思って
録音してみたのですがだいぶ下手っぴでした。

自分ではちょっといい感じなのでは?
とか思っていたので、
誰に聞かせるでもないのに
恥ずかしくなってました。

録音により自分の演奏を客観的に捉え
現実をちゃんと受け入れている。

結果、自らの演奏を恥じておられますが
「恥」というのは成長の原動力になります。

恥ずかしいからなんとかする。

これは大きなモチベーションとなるので
素晴らしいことなのです。

最近は恥から目を背けようとするのを
よく見かけますが、なんともったいないことです。

恥から目をそむけるということは
恥をなかったことにしようということになります。

その魂胆のほうが恥ずかしいことだと
思えてなりません。

この方はちゃんと恥を受け入れている。

素晴らしいことであります。

5:知識を智慧に

ああこれ、メルマガで少し前に書かれていた
成長のきっかけだな……となってます。

このメルマガが書かれたのは
このコメントをいただく2日前。

よく思い出していただきたいのですが
あなたは2日前に読んだ文章を
覚えておるでしょうか。

きっと忘れているのではないですか?

でも、この方は覚えている。

そして、自らの体験とつなげている。

これが知識を智慧に変えるということです。

6:再度、反省

ちょっと練習頻度が落ちているのは
自覚していたのですが、
当然のごとく腕も落ちている
(以前なら弾けていたのかどうかも
よくわかりませんが)のだと自覚して、
また頑張ろうと思った次第です。

そして、最後にまた反省です。

反省と言うのは最も質の高い学びです。

古来から三省という教えがあるほどです。

2500年前から伝承されている教えだけに
その効果は折り紙付きです。

だからこそ、本屋の名前になるほどの教え。

それをちゃんと実践している。

あとは余計な物を「省く」ことが出来たら
最高の学びとなるでしょう。

ということで、結論ですが。

僕はこの会員さんは絶対にうまくなると
思っています。

演奏見てないけど、仮にめっちゃ下手くそでも
この態度を続けられるなら、絶対伸びる。

長年教える事に専念すると
伸びる人と伸びない人の見分けくらいは
出来るようになるもので。

この人は間違いなく伸びる。

このまま継続すれば、の話ですが。

よって、この心的態度を継続して
淡々と日々、ギターを弾き続けることが
この方の最大の課題。

その上で、志が赴くようにやれば良い。

グルーヴを身につけたければ
その様にしたら良いし
ソロがやりたければやったら良い。

アドリブでも作曲でも自由に
学んで大丈夫な素地がこの人はある。

これを遊学というのですが、
まさに、流れるようにあちこちに寄り道して
学ぶ、という本来の学びの在り方を
体現できる素地がある。

これからが非常に期待であります。

そして、これを読んでいるあなたへお伝えしたいのは
本当に上達へ連れて行ってくれるのは
こういうことである、ということなのです。

知識もノウハウもそれを習慣化することも
大事ですし、絶対に無視できない。

でも、たとえそれらがあっても
こういう精神、心がけが養われないなら
知識もノウハウも習慣も皆崩れるおそれがある。

心がけがないものは非常に脆いのです。

それを理解いただけたら望外の喜びです。

何も難しいことは必要ないのです。

このメルマガ読んで「良いな」と
思ったら、この会員さんのマネを
「しようとする」だけで良い。

マネすることが目的ではありません。

マネした結果、あなたに精神が啓けるのが
目的です。

なので、自分なりでOK。

よかったら「マネしようと」してみてくださいね。