昨日の予告通り、山下達郎さんのコメントから
わかるギター上達のコツを紹介します。
素人に毛が生えたぐらい
じゃないですかね(笑)。でも、もともとパーカッションを
やっていたので、タイムの取り方が
打楽器的なんですよね。ピアノにしてもギターにしても、
打楽器的な要素というのは大きくてね。ギターは19世紀の半ばぐらいにこの形になって、
スペインのほうから来た楽器だから、
リズム楽器としての伝統もあるんですよね。
この言葉からわかるのは
「リズムを大切にせよ」ということは
言うまでもありません。
でも、なぜ、そうなると
山下さんは考えるのか?
という部分にポイントがある。
ピアノにしてもギターにしても、
打楽器的な要素というのは大きくてね。ギターは19世紀の半ばぐらいにこの形になって、
スペインのほうから来た楽器だから、
リズム楽器としての伝統もあるんですよね。
ここからわかるように
歴史的な考察が入っている点が
ポイントなんですよね。
あたりまえのことですが
ギターのフレーズ1つとっても
時間と共に発展したり、
逆にシンプルになったりしていくのです。
2025年に活躍するギタリストは
2000年代に聞いていた音楽を
2000年代に活躍するギタリストは
70~80年代の音楽を
70~80年代のギタリストは
50~60年代の音楽を
聞いていたりする。
そうやって自分が親しんできた
音楽の影響を受けてフレーズが出来上がる。
だから、俯瞰してみると
フレーズの変遷はあるわけです。
そして、フレーズが変われば
演奏スタイルや能力も変わりますよね。
だから、昔の曲をやる意味があるのです。
大抵昔の曲の方がシンプルに作られているから
演奏技術も養いやすい。
だから60~70年代の曲をコピーするのを
勧めています。
あの時代のギター演奏は実に
基本に特化していると思います。
なので、歴史をちゃんとたどること。
もっと言えば古い曲を使って
ギター練習することは
実はギター上達において
理にかなっているのです。
ぜひ、あなたの好きなギタリストが
影響を受けたギタリストを辿ってください。
より深く理解できるようになるし
ギターの腕も自然と良くなりますよ。
追記
「歴史を辿れ」「60~70年代の曲が良い」と
言われても、具体的にどの曲を、
どう練習すればいいか迷うかもしれません。
その場合はこういうのに掲載されている
曲とかからテキトーに選んで
かっこいいと思った曲から
コピーしたら良いと思います。
そして、コピーするときは
やり方が必要ですよね。
そこで最初にオススメしたいのが
手前味噌ですが、この電子書籍。
まずはこのやり方でコピーすることから
始めてみてください。