SNSでつながっている人に

合気道のコーチがいます。

 

 

この方、経営者でもあるし、

経営のコーチでもあります。

 

 

その方が素晴らしいことを述べられていました。

 

 

 

「技」が上手くなればいいってわけじゃなくて、
「技」を通じて、何を観るか、ってことなのよね。


指1本で人を倒したから何なのさ?
って話になっちゃうから。


自己を知る。

自己をゆるす。

他者を感じる。

他者をゆるす。

他者とひとつになる。


その中で、「自己を忘れる」が起こり、
そこにこそ絶対的な幸福があるということ。


ゴールはそこなのよね。

 

 

 

ギターも全く同じ。

 

 

弾けるようになるだけなら

誰でもなれます。

 

 

大事なのはその技術を通して

何を観るのか?なのです。

 

 

先の方もおっしゃっていますが

技術を通して、自分を知る。

 

 

それを「自得」というのですが

これが起こらないと本当の意味で

楽しく弾くというのはないと思います。

 

 

自分の尊さ、神聖さはもちろん

駄目な部分を通して自分を観る。

 

 

駄目だと感じるということは

すでに理想の状態が

自分の中にあることを意味します。

 

 

これがわかると

駄目だと思うことにも意味が出てきます。

 

 

時には駄目な部分に

とらわれることもあるでしょうが

それも含めて自分というものを

知る。

 

 

そして、自分に対する理解が深くなってくる

自分にたいするゆるしが起こることで

他人にたいしても寛容になるから

技を通して人生が楽しく拓けるわけです。

 

 

 

体験するまでは

なかなか理解しがたいものかも知れませんが

楽器演奏にはこういう部分があるからこそ

文化として継承されてきたのではないかと

思えてなりません。

 

 

同じやるなら楽しくやりましょう。

 

 

楽器演奏は深まれば深まるほど

楽しいものになると思いますよ。