あなたは長い時間練習しないと
ギターはうまくならないと思っていませんか?
これは間違っているわけではないのですが
人によっては安直に採用するのは危険な
アイデアです。
でも、今日の話を読んでもらえると
練習時間の考え方が変わって
ギターが楽しくなるかもしれません。
楽しく上達も実感できる
という理想へ連れて行ってくれる
アイデアです。
さて。
うちの生徒でもあり、
ギターコーチの卵でもある方がいるのですが
彼の長時間練習に対する気づきが
素晴らしかったです。
この方、一度挫折して
40越えてからギター再開して
弾けるようになった人。
だから、努力が報われなかった人の気持ちが
すごくよく分かる方です。
そんな彼が長時間練習に対して
こんなことを書いていました。
↓
長時間練習するというのは、
練習してて気づいたら何時間も経っていた、
というのが真相だと思う。予め時間を決めてやるもんじゃないような気が
するんですよ。ですから長時間練習できる人っていうのは、
ある程度ギターが弾けるようになってきて
音楽の知識も増えて、
いろんなことに気づけるようになってきたから
演奏をよくしようとして
時間がいつのまにか過ぎていった、
という感じなんじゃないでしょうか。
こうやって言葉にされて
僕も改めて感じることがありました。
確かにそうなのですよ。
知識も経験もない状態で
長時間練習はあまり実らないことが多いです。
それは練習に内容をもたせられないからです。
特にギター初心者がやるべきは
まずはギター弾くのを継続すること。
いくら1日5時間弾けたとしても
それが5年、10年は余裕で続かないと
一生楽しめるものにはならないのですから
こんなの当たり前なのです。
それに大体、初心者の段階で
練習に内容をもたせるのは
ちょっと難しい。
如何にいい先生について
うまくなった人と同じことを教えられても
受け手に知識と経験がないから
せっかくの智慧も受け取れないのが
実際です。
これは受け手の素質や能力の問題じゃない。
そもそも、最初はみんなそういうものなのです。
それをトッププロが長時間練習をしていた、
という情報を聞きつけて
真似しても機能しないのは当然なのです。
初心者には初心者の
経験者には経験者の
ジプシーにはジプシーの
やり方というのがあります。
継続する方法1つとっても全く同じものが
通用するわけではない。
例えば、運指練習は
昨日今日弾き始めた人には
何も考えずにそのまま弾くだけで
機能することが多いですが…
1ヶ月、3ヶ月、半年、1年、5年、10年と
弾いている期間が長くなればなるほど
ちゃんと目的を持たせないと機能しなくなる。
しかも、長くなればなるほど
ただのウォーミングアップ程度の
役割しか果たさなくなってくる。
そういうリアルな部分を知らずに
世間で言われている話を鵜呑みにしていると
ギターが修行になってくる。
修行なんか出来ないのが普通ですから
当然、面白くなくなって挫折する。
自分で出来ないことをやって
センスがないとか言って諦めるのは
なんとも愚かしいことではありませんか。
だから、初心者に限らず
まずは継続が目的でいい。
まずは弾き続ける。
弾かないと気持ち悪いと感じるまで
続ける。
継続が目的なんだから
フレーズなんか弾けなくていい。
汚い音が出ててもいい。
そんなの当たり前だから。
最初からきれいな音が出るなら
練習なんて必要ないのです。
結果なんか二の次でいいのです。
まずはプロセス。
練習の方向性がまちがってなければ
どーせ弾けるようになる。
時間の問題となるのです。
だから、まずは練習の方向性。
面白くない練習はやらない。
曲を完成させようとしない。
演奏のクオリティは低くていいから
努力が実る方向性の練習をする。
それを脳に覚えさせる。
自分に経験させる。
そのために推奨しているのが
曲のコピーです。
そして、そのコピーのやり方を
紹介しているのが
エレキギター練習の教科書です。
無料でダウンロード出来るので
以下のURLをクリックして
読んでみてください。
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