ギター演奏の上達法。

 

今や沢山の情報が溢れていますよね。

 

 

細かい事言ったら色々ありますが、、、、

 

長年コーチをやらせてもらっていると、

細かい方法論は関係なく、

上手になる人とそうじゃない人、、、

 

楽しく続けられる人とそうじゃない人には

はっきりと差があることに気づくものです。

 

 

流石に25年も教えさせてもらったら

アホでもわかるくらいはっきりとわかる差が

ある。

 

 

 

それは何だと思いますか?

 

 

この差が埋められない人は、

いくら練習しても満たされることがありません。

 

 

同じ練習方法を採用しているのに

上達に歯止めがかかる。

 

 

 

それは何か?

 

 

答えは、、、

 

 

聞き手の立場を想像出来るかどうか。

 

 

 

これはギター以外のことも

そうかもしれないのですが、

結局、スキルというのは、

誰かのために使うものなのです。

 

 

それが自分のためになっている人は

どこかの段階から先に進めなくなる。

 

 

 

ギターでもそうで。

 

 

聞き手の立場をリアルに、

身近に感じている人ほど上達は早いし、

楽しく音楽に関わり続けているのです。

 

 

 

例えばよくあるのが、、、

 

完璧な演奏を目指しているケース。

 

 

間違わないように一生懸命やるのは

良いことだし、ノイズがない演奏を

しようとすることも良いことです。

 

 

 

でも、その目指している完璧性というのは

聞き手は認識できるのか?

 

という視点で見たらNOであることは

意外に多い。

 

 

演奏者は自分のミスもノイズも、

その他都合の悪いことも

全て認識することが出来る。

 

 

でも、聞き手はそうではないのです。

 

 

それをわからずに自分を無理に追い込む人とか

実際にいるんです。

 

 

僕達、真面目な日本人はこうなる傾向が多い。

 

 

それってたしかに真摯な態度と言えるけど、

もっと俯瞰してみたら、

ちょっとずれた努力になりかねないように

見えるのです。

 

 

 

そして、ときにそれは自分以外の他人のことが

見えてない態度にもなり得るのです。

 

 

聞き手の立場から見ようと思ったら、

いわゆる「メタ的」な見方が必要になるわけですが、

要は想像したら良いだけ。

 

 

他人からしたらどう聞こえるだろうか?

 

 

他人は自分の演奏のどこをどのように聞いて

どう感じるんだろうか?

 

 

そこを想像出来るようになると

練習はとても最適化するというのは確実だと

経験上思います。

 

 

あなたはあなた以外の人に

どのように聞こえているか

想像しているでしょうか?