これはうちの長女(小4)が作った学校イベントでの景品です。
これを手に持って「お父さん、これ何に見える?」って言ってきたので、
「太鼓の達人やろ?」と答えました。
で、何なんだこれはと聞くと、どうやら小学校のクラスイベントでゲームをやるらしくその景品作りを頼まれた長女が作った景品だと言うのです。
色紙でスイッチを作って男子向けの景品にするというのです。
つまり、先の画像はその景品の製作途中だったのです。
ところが、娘はなにやら違和感があるようで、、、
「なんか太鼓の達人と違う気するんだけど、何が違うと思う?」と聞いてきました。
ところが、僕には太鼓の達人にしか見えません。
「え?これ、おかしいの?太鼓の達人やんか、、、、」
で、ハタと気づきました。
「足や!足がないねん!」
それを聞いて娘も「そっか!足か!どんな足やっけ?」というもんだから、仕事の手を止めてPCで太鼓の達人を画像検索しました。
すると出てきた画像はこれ。
「ほーら、足付いてるやん!」
すると娘が「いやーーーーーー!」と叫びだしました。
何で叫ぶのか意味分からずに「太鼓の達人やんか!どないしたん!」って聞いたら娘が一言。
「色、反対やん、、、」
「え、、、?」
「ほんまや、、、、、」
途端に笑いがこみ上げてきました。
ゲラゲラ笑ってたら、娘が怒り出しました。
「もうーーーー!作り直しやん!」
さて。
この話には僕達の脳の癖がよく現れているように思います。
僕は、長女の絵をみて太鼓の達人だと思い込みました。
答えを見ても何が違うのかわかりませんでした。
このように「思い込み」はこんなあからさまな違いを見分ける能力を奪ってしまうのです。
ということはですよ?
普段から自分の事を「センスないから弾けないんだ」とかいってると、、、、
、、、おわかりですよね。
あなたは大丈夫でしょうか?