うちのリアルレッスンの生徒さんに
苦戦しておられる方がいます。

彼女はギターソロが得意。

ギターソロをやっていた時は
良かったんだけど
ある曲のソロが弾けるようになって
次はバッキングとなると…

大苦戦をしております。

今は高校生で大学にはいったら
軽音サークルでバンドをやりたいと
思っておられるので
そこを見越して指導しているのですが…

そうなるとバッキングは難関となるようです。

ギターの本当の難しさはここにあるのです。

しかし、ここは頑張りどころ。

なぜなら、これを乗り越えた時に経験できる
演奏の自由さと音楽の楽しさは
バッキング以外のことをやっていると
なかなか経験できないからです。

それだけではありません。

音楽上の悩みが大幅に軽減される
その安心感もほかでは得られないものです。

彼女はまだ見ぬ経験しようとしています。

バッキングやリズムギターというのは
一般的には軽視されがちですが、
ここに本当の上達、本当の練習というのがある。

これは経験したものでないと
わからないことでありますから
言葉にするのも詮無きことではありますが…

音楽やギター演奏の本当の楽しさというのは
ここに秘密があると断言できます。

もし、ここまでを読んで
なにか感じ入るものがある場合は是非、
バッキングリズムギターを研究してみると
よろしいかと思います。

年季入れてやらなければわからないかもしれませんが
決して裏切らない努力となるでしょう。